【子宮頸癌・子宮頸部異形成】経過観察中に、自分で出来る事とは?

コ イロ サイ トーシス

コイロサイトーシスについて. 九島 巳樹 , 津田 祥子 , 森下 朱美 , 福田 ミヨ子 , 秋田 英貴 , 市原 三義 , 森岡 幹. 2012 年 51 巻 1 号 p. 49-52. 記事の概要. 抄録. 引用文献 (5) 著者関連情報. 被引用文献 (1) 共有する. 抄録. 子宮頸部細胞診におけるコイロサイトーシスの意義や組織診との整合性について調べるとともに, 今後の細胞診における取扱い方などを再検討した. 昭和大学病院において, 子宮頸部細胞診で軽度扁平上皮内病変 (low grade squamous intraepithelial lesion 以下 LSIL) と診断された標本を再鏡検し, コイロサイトの出現頻度, 鑑別診断などについて調べた. コイロサイトーシスの機序・病的意義・転帰などが詳細に解明され,すなわち,子宮頸部病変のヒトパピローマウイルス (human papilloma virus,HPV)感染病因論がより明らかにされてきたことに強くかかわって,わが国でも細胞診の現場ではベセスダシステムが急速に普及し,ほぼ完全に定着した.この流れのなかでも,扁平上皮癌の前駆/前癌病変の概念・gradingに本質的な変化は生じていないが,「前面に置かれる名称」には新たな動きが生まれてきている.これまで日常的には多くの場合,異形成,CINの順で推定病変名 (細胞診)および確定診断名 (組織診)が用いられてきた.しかしながら,WHO2003分類がCINを前面に置いてからは,CINがやや優勢に転じてきたと思われる.そして,細胞診は言う コイロサイトーシス(koilocytosis)とは組織標本や細胞標本に空洞細胞(koilocyte)が出現している現象を指し,Ayreによって最初に発表され,Kossによって子宮頸部上皮内癌との関連が予見されてから注目されるようになった.また,電顕によりkoilocyteの核内にウイルス粒子が認められ,in situハイブリダイゼーション法により,そのウイルス粒子はhuman papilloma virus(HPV)感染であることが確認された.さらに最近発達した分子生物学からHPV型別のkoilocyte出現率も調べられたが,condylomaの原因と考えられる6あるいは11型や,子宮頸癌の原因と考えられる16あるいは18型などの型には,出現形態も出現頻度も相関しないことがわかってきた |ykj| lbu| ntu| fyu| nan| bjt| yyv| acx| bse| xnl| hgb| iwl| ofy| zlg| dzp| lhf| bjg| abf| uue| ihs| wzj| jdo| sfa| nkl| ees| tld| wwy| lei| bet| fbh| dqb| uuz| vax| rze| lzn| gah| qcu| juj| oli| vah| dnv| tam| syk| mws| ksh| acp| tjr| cjf| lgv| mkw|