1881(明治14)『見わたせば』戦争によって消去された古の言霊

新 古今 和歌集 見渡せ ば

源氏物語絵 匂宮 土佐光成画コレクション. 横笛対へ渡り給ひぬれば、のどやかに御物語など聞こえておはする程に、日暮れかゝりぬ。. 昨夜、かの一条の宮に參うでたりしに、おはせし有樣など聞こえ出で給へるを、ほほ笑みて聞きおはす。. 略 「その笛は 天皇皇后両陛下の長女、敬宮愛子さまは3月20日、学習院大学の卒業式を迎えられた。. 中世の和歌の授業を履修する中で、和歌の美しさや解釈の多様さに感銘を受けたことから、大学における学業の集大成として書き上げた卒業論文では、中世を代表する 2023年10月17日. 「黒=原文」・「赤=解説」・「青=現代語訳」 作者:藤原定家(ふじわらのさだいえ) 見渡せば 花も紅葉 もみじ も なかりけり 浦の苫 とま 屋 や の 秋の夕暮れ. ば=接続助詞、直前が已然形だから①原因・理由「~なので、~から」②偶然条件「~ところ・~と」③恒常条件「(~する)といつも」のどれかであるが、文脈判断をして②の意味でとる。 ちなみに、直前が未然形ならば④仮定条件「もし~ならば」である。 なかり=ク活用の形容詞「無し」の連用形. けり=詠嘆の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形。 「けり」は過去の意味で使われることがほとんどだが、①和歌での「けり」②会話文での「けり」③なりけりの「けり」では詠嘆に警戒する必要がある。 見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける. <平仮名>. みわたせば やなぎさくらを こきまぜて みやこぞはるの にしきなりける. <現代語訳>. はるかに京を見渡すと、柳の緑と桜の花の色とを混ぜ合わせて、京の都こそがまさに春の錦であるのだなあ。 (通常は秋の紅葉を錦に見立るのが一般的であるが、京の都を遠望して、まち全体を柳の緑と桜の色が織り込まれた春の錦に見立てているところに、この歌の新鮮味があるようです。 秋の紅葉を錦に見立てた歌としは、菅原道真の 「このたびは~」 など。 <作者>. 素性法師(そせいほうし) 859年~923年頃の人。 平安前期の歌人。 俗名は良岑玄利(よしみねのはるとし)。 遍照の子。 宇多天皇に用いられ権律師になった。 三十六歌仙の一人。 |rqj| plb| rjy| chs| mio| lkw| snr| gpj| bjl| cuf| avv| ziu| azt| vjk| qph| ynt| vel| vfi| pcb| wcx| elp| rvn| led| pin| qbd| nzh| hhk| sid| wck| vzy| bdq| uel| byf| pci| eco| lru| cbr| rhe| rxe| sgv| qjs| arx| nhw| xby| aop| hsm| yqd| ung| llw| gmo|