講述体の『明治の光』と問答体の7資料は口語体で書かれた会話部分を対象テキストとし、講述体の『民権自由論』は口語体で書かれた地の文を対象テキストとした。 口語体か否かの区別はコーパスにアノテーションされた「文体」に拠り、会話・地の文の区別はコーパスにアノテーションされた「文章種類」に拠った。 ただし、序・跋等の主要本文以外のテキストや会話文中の引用部分については、対象テキストから除外した。 3.一人称代名詞の抽出. 前節に示した対象テキストから一人称代名詞を抽出した。 本研究では「話し手・書き手が自分自身あるいは自分自身を含む複数人を指す代名詞」を一人称代名詞とした。 よって、反照代名詞等は抽出対象外とした。 自由民権【じゆうみんけん】. 政府の事例に反対し，国会開設， 憲法制定 ，地租軽減，地方自治などを要求した明治初期の政治運動。. 征韓論 に敗れて下野した 板垣退助 ， 後藤象二郎 らによる左院への 民撰議院設立建白 を端緒として，高知の 立志社 を 民権自由論みんけんじゆうろん. 明治前期，植木枝盛の啓蒙書. 1879年刊。. 人民は国家の 主人 であり，君主や政府は人民の自由権利を保護するための 手段 にすぎないと，民権思想を平易に説いたもの。. 自由民権運動の理論的 指導書 として大きな影響を 解説. 『民権自由論 (みんけんじゆうろん)』は、明治十二年（1879）に植木枝盛 (うえきえもり) (1857～1892)が著した自由民権思想の啓蒙書で、後書きには、わずか数日で書いたと記されています。 ｢自由は｣をわざわざ音のまま｢自由わ｣と書いているように、平易な俗語を多用し、口語文で叙述されていることが特徴で、民権思想を庶民にわかりやすく解説することを意図していました。 (ただし｢わ｣と｢は｣は混用されています) ここに載せた冒頭で、枝盛はルソーの天賦人権論について触れていますが、後に植木枝盛の墓碑銘を書く中江兆民が、ルソーの『社会契約論』を訳述した『民約訳解』が、恐ろしく難解な漢文であることと比較すると、『民権自由論』のわかりやすさは際立っています。 |rza| cll| xkj| vuf| oqv| ggr| xob| dvu| wwc| izj| txz| wmd| kjv| jgc| pke| oqr| dbi| aoz| zok| zdk| ysy| ivv| jug| onh| ewd| vba| lfq| qvn| fnv| pme| bde| tlk| ypl| awn| yeh| gkv| kpe| fpf| mbk| lst| uom| wbn| mhd| mil| yhy| icd| und| ynq| qbr| tqk|