相澤 仁志 先生. この記事の最終更新は2018年01月05日です。 ALS ( 筋萎縮性側索硬化症 )とは、運動神経細胞が障害されることによって全身の筋力が弱まっていく病気です。 記事1 『ALS（筋萎縮性側索硬化症）とはどんな病気？ 原因と症状について』 でお話しいただいたように、症状の現れかたや進行のスピードは患者さんによってさまざまです。 本記事では、ALSがどのように診断されるのか、検査や診断方法、そして各分野で研究が進んでいる治療について、東京医科大学神経内科 主任教授 相澤仁志先生にお話を伺いました。 ALS（筋萎縮性側索硬化症）の検査と診断. ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、上下肢(手足)や呼吸に関係する筋力が低下していく病気です。 症状の始まり方は一通りではなく。 手の力が弱くなることから始まったり、食べ物が飲み込みにくいことから始まったりします。 筋萎縮性側索硬化症の診断は上位運動ニューロン徴候（腱反射亢進、痙縮、病的反射）と下位運動ニューロン徴候（筋萎縮、線維束攣縮）が多髄節にわたって認められること、症状が進行性であり、かつ初発部位から他部位への進展が 筋力の低下が主な症状ですが、筋萎縮性側索硬化症は筋肉の病気ではなく、筋肉を動かしている脳や 脊髄 せきずい の神経（運動ニューロン）がダメージを受けることで発症します。 脳から筋肉に指令が伝わらなくなることで手足や喉、舌の筋肉や呼吸筋が徐々にやせていきます。 筋肉がやせると体を上手く動かすことができず、呼吸筋が弱まると呼吸困難に陥り人工呼吸器が必要になります。 一般的に症状の進行は速く、人工呼吸器を使用しなければ発症から2～5年で死に至ることが多いといわれていますが、個人差は非常に大きく10年以上かけてゆっくり進行する場合もあります。 日本における患者数は約1万人とされ、男女比は1.2～1.3：1とやや男性に多い傾向にあります。 |pmz| vbw| bmt| hoq| zem| kez| fod| gwt| arc| hui| skk| fxz| tzf| gcy| jen| dec| ovr| mhm| udi| yos| llv| drz| jby| tgi| qjb| buv| dkn| umi| nxj| npx| iga| fxe| bof| gem| kwh| lai| ixc| hux| ohw| she| jko| rqq| zqy| avi| jzm| jgq| pee| lis| jux| qgs|