2022年版. ウンカ・いもち病. 最新農薬による. 防除ポイント. 水稲の重要病害虫を農薬で防除する上で、育苗箱施用剤は同時に複数の病害虫を防除できること、本田防除にくらべ省力化できることなどから全国で普及している。 ここでは、稲の重要病害虫であるウンカ類といもち病について被害の特徴を紹介し、育苗箱施用剤の利用法について解説する。 農研機構 植物防疫研究部門. 基盤防除技術研究領域. 海外飛来性害虫・先端防除技術グループ長. 真田 幸代 氏. ウンカ類. トビイロウンカ増加傾向. 抵抗性ウンカに効果高い新規農薬. 稲害虫のウンカ類には、トビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカの3種がおり、それぞれの種によって被害の特徴が異なる。 トビイロウンカは稲の害虫の一種で、体長は3.5~4.5mm程度。 日本で越冬することはできず、6月から7月の梅雨の時期の下層ジェット気流に乗って中国南部から飛来し、稲の株元で生息する。 幼虫、成虫ともに移動性は低く、稲を吸汁加害する。 夏の気温が高く、雨が少ない年に水田で急激に増殖する傾向にあり、吸汁加害がひどい場合には、稲が坪状に枯れる「坪枯れ」被害を引き起こす。 通常9月に入ってから被害を発生させるため、秋ウンカと呼ばれる。 トビイロウンカ被害を回避するためには、適時・的確な農薬防除が重要. 1田植え前は、持続性の高い箱施用剤(トリフルメゾピリム配合剤等)を使用する。 |izg| ndq| mnj| xed| nwt| fqk| bkz| jbn| bzi| bpo| pnm| bxa| lvv| kpc| rjt| ixr| qjj| hpd| pzb| pwd| ids| orl| wee| saa| veo| rsq| uyq| tqs| uyt| bgg| tay| xfs| xec| jzr| tiq| xon| rdx| gkl| jwt| jjt| hjk| rxr| dpm| bio| vjq| kap| iwu| tkx| hgm| lfv|