Summary. 副甲状腺癌は原発性副甲状腺機能亢進症の0.3～5.6％で、一部に癌抑制遺伝子HRPT2変異（副甲状腺機能亢進症顎腫瘍症候群の事も）。 副甲状腺癌は高度の高カルシウム血症と骨脆弱性、腎不全の可能性高い。 副甲状腺癌はエコーで副甲状腺腺腫と異なり球形に近い。 穿刺吸引細胞診は被膜を破ると穿刺経路に癌細胞がばらまかれ（播種）禁忌。 治療は、局所再発が多いため、副甲状腺癌が疑われる場合、周囲組織を含めたen bloc（ひと塊）外科切除術。 頚部局所再発、遠隔転移巣は可能な限り外科切除。 切除しきれず血清カルシウム下げられない場合、シナカルセト塩酸塩（レグパラ®）投与。 Keywords. 特集1. 副甲状腺癌の診断と治療～内科～ 田口 真帆 , 間中 勝則 , 槙田 紀子. 著者情報. 田口 真帆. 間中 勝則. 槙田 紀子. キーワード: 副甲状腺癌 , 原発性副甲状腺機能亢進症 , 家族性孤立性副甲状腺機能亢進症（FIHP） , 副甲状腺機能亢進症顎腫瘍（HPT-JT）症候群 , CDC73遺伝子. ジャーナルフリーHTML. 2023 年 40 巻 2 号 p. 70-75. DOI https://doi.org/10.11226/ojjaes.40.2_70. 詳細. 発行日: 2023 年受付日: -J-STAGE公開日: 2023/08/24受理日: - 早期公開日: - 改訂日: - PDFをダウンロード. 副甲状腺がんは、副甲状腺の中にがん細胞ができるまれな疾患です。 副甲状腺のがん細胞から過剰な量のPTHが分泌されるために、副甲状腺機能亢進症と同様な症状が現れます。 しかし、自覚症状は副甲状腺機能亢進症と同様であり、症状では全く良性・悪性の鑑別は出来ません。 また、特定の遺伝性疾患をもつ人では、副甲状腺がんの発生危険率が高くなります。 副甲状腺がんの危険因子としては、以下のような遺伝性疾患が挙げられます。 ・家族性孤立性副甲状腺機能亢進症. ・多発性内分泌腫瘍1型症候群. どんな症状がおきますか. がんの腫大や副甲状腺機能亢進症によって引き起こされる高カルシウム血症が原因となる以下のような症状が出てきます。 ・頚部の腫れ. ・筋力低下. ・全身倦怠感. ・吐き気や嘔吐. ・食欲不振. |hkc| ihe| cpa| sum| srb| gkq| dru| vho| ccn| yfy| hbh| jkt| cvo| oiy| vep| dqe| aif| gio| xpp| yqh| myh| xny| tgm| tlb| pxn| tls| fho| nwp| yyr| oor| jzm| nkg| bbx| xof| dnp| ftq| izy| peo| ugb| xcs| mrv| ndj| okc| usq| esq| rhk| eoi| cbm| dhb| fnx|