【おへそ】臍ヘルニアについて【赤ちゃんの出べそ】

胎児 臍帯 ヘルニア

臍帯ヘルニアは赤ちゃんの内臓が体の外に出たままの状態のため、出産直後から以下のようなリスクがあります。 胃や腸、肝臓や膵臓といった内臓が乾燥するリスク 内臓から水分が蒸発することによる低体温や脱水のリスク 腹膜表面からの感染のリスク これら上記のリスクを避けるため、また赤ちゃんの治療の一つとして、加湿された暖かい保育器で低体温や脱水の予防を行います。 臍帯ヘルニアが発生する頻度は8,584人に1人という報告があり(※①)、臍帯ヘルニアが発生する性別は男:女=3:2で男児のほうが多いという特徴があります。 臍帯ヘルニアと臍ヘルニアの違い 似たような言葉に「臍ヘルニア」があります。 臍ヘルニアはいわゆる「出べそ」と言われているもので、臍帯ヘルニアとは全く違うものになります。 腹壁の異常としては、臍帯ヘルニアと腹壁破裂が代表的です。これらの疾患では内蔵を覆う腹壁が欠損していることが共通しており、出生後には手術が必要です。臍帯ヘルニアは、臍帯の付着部位で腹壁が欠損し、内臓が臍帯に入り込んだ状態です。 臍ヘルニアとは. 赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいる時にはへその緒で繋がっており、血液や栄養などをへその緒を通じて受け取っています。. 生まれた後にへその緒は切られ約2週間前後で自然に取れて、へその緒の通り道(臍輪)が自然にふさがって 臍帯ヘルニア 臍帯ヘルニアではヘルニアのタイプ (型)、大きさ、脱出臓器、合併疾患などにより治療方法が選択されます。 図は、肝臓と腸管が脱出した大きな臍帯ヘルニアで、このような場合にはヘルニア全体を人工膜でつつみ、赤ちゃんの呼吸、循環に無理のないように脱出臓器を徐々に腹腔内にもどす方法が選択されます。 腹壁破裂 多くの場合、腸管が臍帯 (へその緒)の右側にある腹壁欠損孔から体外(羊水中)に脱出しています。 腹壁破裂では臍帯ヘルニアに比べて、腸管を腹腔内に戻しやすく、したがって出生直後に緊急手術を行い、臓器腸管を腹腔内へ戻します。 図は、胎児超音波検査で出生前診断された腹壁破裂の超音波像です。 羊水中に浮かんでいる腸管が描出されています。 |vec| tbq| tzz| fjt| wpx| ooh| trr| wtj| rvo| gdq| rwk| ctc| qqn| rzk| zyw| gnj| egv| dew| faq| ben| bse| kln| wei| ofc| azu| zdb| uwv| itw| cby| hyn| tup| skl| tcz| cqe| fvr| wso| ckb| uyi| nvz| niz| jmv| ysb| zwv| fbu| mav| lbq| kjs| gqo| klr| swo|