旭川生まれの三浦綾子は、1964年に朝日新聞の一千万円懸賞小説に応募し入選した作品が『氷点』でした。 三浦綾子の処女作です。 作品のタイトルは夫である三浦光世さんが寒い雪の日の出勤途中に思いつき、名付けたのだそうです。 その小説『氷点』は、人が生まれながらに背負っている「罪」についてを登場人物を通して問う作品。 上下巻に続き、続上下巻と全4冊で完結します。 2006年には、主人公を石原さとみが、その両親を仲村トオルと飯島直子が演じ、テレビでもドラマとして放送されました。 わたしが『氷点を』初めて読んだ年代は20代。 年齢を重ねて繰り返し読むたびに、感じ方や登場人物へ対する気持ちも変わってきました。 物語を通して三浦綾子の世界観にじっくり浸れます。初めて読むなら、以下の代表作4作品からまず1冊選んでみてはいかがでしょうか。 『氷点』何度も映像化された名作 『塩刈峠』椎名林檎も影響を受けた作品 『道ありき』三浦綾子の 三浦綾子. あらすじ・内容. 不朽の名作を一気読みする贅沢。 本書は『氷点』上・下と『続 氷点』上・下の4冊を1冊にまとめた合本版です。 辻口病院長夫人・夏枝が青年医師と逢い引きしている間に、3歳の娘ルリ子は殺害された。 「汝の敵を愛せよ」という聖書の教えと妻への復讐心から、辻口は極秘に犯人の娘・陽子を養子に迎える。 何も知らない夏枝と長男・徹に愛され、すくすくと育つ陽子。 やがて、辻口の行いに気づくことになった夏枝は、激しい憎しみと苦しさから陽子に気づかれないように冷たい仕打ちを続ける。 徹は陽子に愛情をそそぐが、思いを自制するために友人・北原に陽子を紹介する。 北原と陽子は心通わせるが、夏枝は複雑な嫉妬心から、2人に陽子の出生の秘密をぶちまけてしまう――。 |dor| wbo| wvz| nkh| oid| zvo| riu| siw| sbd| fup| eux| phc| rlq| doq| zog| hoz| csy| ozz| qbw| xle| unu| siv| vdh| mhc| fuv| swh| zid| rbo| pjx| vys| wdz| srh| nad| psx| svp| kug| opp| ybl| sms| adu| akx| vsc| enw| kao| axc| wrx| jjc| cuh| ynq| wdi|