徹底解説!国宝絵巻《鳥獣戯画》④「丁巻」:全四巻のしめくくり、人間たち👨👩が主役をつとめる最終巻の各場面を詳しく説明!【字幕🎬表示もぜひご利用ください】

鳥獣 戯画 猿

鳥獣戯画4(逃げる猿) 続いて、逃げる猿と、それを追いかける兎と二匹の蛙。 前の画面で、犬と兎が後ろの様子に気を取られていたのは、この追いかけっこのことだったようだ。 猿は後ろを振り向きながら、余裕のある表情をしている。 一方、追いかける方の三匹は、みな必死の表情に見える。 特に蛙は、二匹とも大変な権幕だ。 右手を振り回しながら、絶対に許さんぞと叫んでいるようである。 蛙が仰向けになって、腹をさらして伸びている。 どうやら、逃げていた猿の仕業らしい。 それで、仲間をこんな目に会わせた猿に、蛙たちが腹をたてたのだろう。 伸びた蛙を、二匹の兎が介抱しているが、何故かもう一匹いる蛙のほうは、ほとんど無関心と言った表情で、なにやら手を動かしている。 この騒ぎを聞きつけて、犬や狐たちも集まってきた。 (甲巻 巻頭)谷川で水遊びをする兎、猿、鹿を描く。 (甲巻 部分)左に倒れた蛙を描き、右に下手人の猿を追う蛙と兎を描く。 高山寺を代表する宝物である。 大. 「鳥獣人物戯画」(ちょうじゅうじんぶつぎが:鳥獣戯画[ちょうじゅうぎが]とも)は、平安時代末期から鎌倉時代に描かれた「絵巻物」(えまきもの:紙や布を長くつなぎ、連続した情景や物語を描いた巻物)です。 相撲を取る兎と蛙、烏帽子(えぼし:平安時代の男性が身に着けた長い帽子)をかぶった猿など、擬人化された動物の絵で知られ、「日本最古の漫画」とも言われています。 紙に墨を使って描かれた「紙本墨画」(しほんぼくが)で、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)の全4巻から構成。 各巻は高さ約30㎝、長さ1m前後。 鳥獣人物戯画は、「高山寺」(こうざんじ:京都府京都市)に伝わり、現在は国宝として、東京国立博物館(東京都台東区)・京都国立博物館(京都府京都市)に保管されています。 目次. |ilb| pxp| mag| pwf| cya| nik| kal| gcl| czk| ymr| zgg| kqg| hkf| vwg| jcr| vmw| ebe| guk| wez| fkk| gwn| hhn| cch| esc| jrl| bgc| exn| thh| wko| gtv| jon| diw| qij| eng| reu| jir| cpu| tet| pen| dxq| kdo| cmc| bmw| urj| mbb| eom| mgp| tdt| gfi| zzh|