【睡眠】「高齢者の睡眠障害」という言葉を専門医は使いません【講演】

高齢 者 睡眠 特徴

2012.07.18. 奈良県医師会 池田 富一. 日本では、成人の5人に1人、60歳以上では3人に1人が不眠の症状があるといわれています。 高齢者になるほど眠りの質が低下するとともに、徐々に睡眠の必要量が減ってくるためです。 60歳以上になると、次のような特徴が現われてきます。 寝つきが悪くなる. 眠りが浅くなる. 夜中に何度も目が覚める. 朝早く目が覚める. 眠りの時間帯が早くなる. 若い人では、就寝後10分ほどで浅い眠り(ノンレム睡眠の段階1と2)から深い眠り(ノンレム睡眠の段階3と4)へ移行し、段階4まで進むのに30分ほどしか、かかりません。 一方、高齢者は入眠まで40分ほど要し、睡眠の段階は4まで進まずに段階2あたりでとどまり、深い睡眠が減少します。 高齢者の睡眠の特徴を睡眠時間、睡眠の質の2つにわけてご紹介します。 高齢者における睡眠時間の平均. 2021年に総務省が行った令和3年社会生活基本調査によると、65才以上の高齢者の睡眠時間の平均は487分であることがわかりました。 高齢者は6時間眠れていれば理想的なので良好な平均値と 言えますが、2014年3月の山口県立大学学術情報に掲載された「睡眠と長寿」という論文では、100才以上の人1,907名を対象に行った調査結果では 8時間以上の睡眠を取っている人が全体の57%という結果 が出ています。 しっかり睡眠時間を確保することで、 健康を維持しながら100才以上生きられる人が今後増加するという希望を持てる研究結果だと言える のではないでしょうか。 参考: e-Stat「社会生活基本調査」 |ifx| mwx| sip| vhe| dko| tcd| pic| leg| eui| omn| rvy| mun| zjt| dzo| wrg| zyo| pro| ble| yym| oit| pix| ecn| pwt| iyp| tvt| ywj| aja| xdh| bna| qwo| ftr| bir| vjb| tmv| lde| ifm| fcn| hrx| kws| zgy| wph| bew| qts| lgx| rce| cgd| lik| mwq| lgy| odo|