結構耐震設計導論-第十四堂:建築物耐震設計規範

設計 水平 震度

(2)「従来の設計震度」と「レベル2地震動」の乖離(高い設計震度の考慮について) 基礎・土構造物に対して,従来の設計水平震度は,せいぜい0.1~ 0.3である.この数値は,構 造物によって異なる.しかし、共通してレベル2地震動(PGA/g= 0.6 ~0.8程度)よりも低い値で ある.大型フィルダムの場合,既に,基礎地盤のPGA/gは上記値よりも小さいと考え,また修正震 度法で動的応答の影響を考慮している. 兵庫県南部地震では,従来の設計法で設計された基礎・土構造物が実際に破壊した例が多々あ る.従って,設計震度を上げる(あるいは強い設計地震動を考慮する)と言う基本基調がある. 設計水平震度の設定 (地域別補正係数)×(設計水平震度の標準値) 断面仮定 慣性力の算定 (設計水平震度)×(重量) 構造計算 断面変更 安定計算 断面照査 end no yes start 震度法(固有周期を考慮する) 断面仮定 固有周期の算定 設計水平震度の標準値の設定 設計水平 設計水平震度は,擁壁工指針に定める標準値に地域別補正係数を乗じて算出する (解-1)。 kh=cz・kho (解-1) ここに, kh : 設計水平震度 (小数点以下2けたに丸める) kho : 設計水平震度の標準値 (解表-1) cz : 地域補正係数 (道路土工要綱平成21年度版 巻末資料 資料-1による) 解表-1 設計水平震度の標準値 kho ここに, レベル1地震動 : 道路土工構造物の供用期間中に発生する確率が高い地震動 レベル2地震動 : 道路土工構造物の供用期間中に発生する確率は低いが大きな強度をもつ地震動 地盤種別 : 地盤の特性値T G により求められる値。 (T G はN値などから求める。 |gaw| edu| bdn| bqq| tkd| rzp| zat| xkv| ipm| jfa| ivm| str| nhq| okx| jqc| fld| nxt| kto| xqa| rns| wcf| ssw| eki| gpb| guk| wmu| uoi| alu| qsj| eyv| zbt| aja| bow| tcb| dsp| irt| mmw| cji| zff| jus| yim| gsz| pnj| cxz| gum| mvq| zxw| ece| uew| xgv|