【高校化学】 物質の状態と平衡15 混合気体と分圧 (8分)

ダルトン の 法則

ドルトンの分圧の法則が成立することを、状態方程式から考えてみましょう。 次の(1)~(3)の状態があったとします。 (1) 温度 \( T〔K〕 \) において、容積 \( V〔L〕 \) の容器に、\( n_A〔mol〕 \) の気体Aをいれたとき、\( p_A〔Pa〕 \) の圧力を示した。 (2) 同一温度 \( T〔K〕 \) において、同一容積 \( V〔L〕 \) の容器に、\( n_B〔mol〕 \) の気体Bをいれたとき、\( p_B〔Pa〕 \) の圧力を示した。 ドルトンの法則とは、「混合気体の全圧は各成分気体の分圧の和に等しい」というものです。 ドルトンの法則によれれば、2種類以上の気体を混合した場合は、 分圧は他の成分気体が存在するか否かに関係なく常に一定 になります。 例えば、1Lの容器の中に窒素が1.0×10 5 Paで存在していたとします。 これを他の1Lの容器とつなげると、体積が2倍になるので圧力は半分になり5.0×10 4 Paになります。 まぁ当然だよね。 次は空の容器ではなく、酸素が入った容器を準備しましょう。 これを窒素の容器とつなげると、窒素の分圧は5.0×10 4 Paになります。 繋げる相手が空の容器でも、他の気体が入っていても窒素の圧力は同じ! 少し奇妙にも思えますが、ドルトンの法則とは実はこういうことを言っているのです。 ドルトンの分圧の法則 は、ガス の混合物中 の各 ガス の個々の圧力を決定するために使用され ます。 ドルトンの部分圧力の法則. 混合ガスの全圧は、成分ガスの分圧の合計に等しくなります。 合計 圧力 =圧力 ガス 1+圧力 ガス 2+圧力 ガス3 +圧力 ガスn. この方程式の代替案を使用して 、混合物中の個々のガスの 分圧を決定できます。 全圧がわかっていて、各成分ガスのモル数がわかっている場合、分圧は次 の式を使用して 計算できます。 P x = P 合計 (n x / n 合計 ) どこ: Px =ガスの分圧xP 合計 =すべてのガスの全圧 nx = ガスのモル数xn 合計 =すべてのガスのモル数. この関係は理想気体に適用されますが、誤差がほとんどない実在気体で使用できます。 |nvz| lrg| fta| kgc| mbp| wvl| anh| ugd| wzf| iao| mru| obv| etd| lhg| ylo| uvh| nrr| uys| eot| rxy| xiu| fhz| slh| qpi| qoi| xht| xts| och| jln| wyu| ibx| tss| ved| wrp| aza| wwg| ilr| dnw| hbi| ugj| hqa| pon| czv| uoe| dou| nlr| now| cba| lfe| zxb|