＊仏には 桜の花を たてまつれ 我が後の世を 人とぶらはば―西行 ＊ねがはくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ―西行 ＊吉野山 はなのふるさと 跡絶えて むなしき技に 春風ぞ吹く―藤原良経 ＊春は花 夏ほととぎす 仏には桜の花をたてまつれ我がのちの世を人とぶらはば 聞かずともここをせにせむほととぎす山田の原の杉のむら立 心なき身にもあはれは知られけり鴫たつ沢の秋の夕暮 吉野山やがて出でじと思ふ身を花散りなばと人や待つらむ 『仏には 桜の花を たてまつれ』 で始まる和歌があります。西行法師の歌集「山家集」春の章に載せられた1首の上の句です。イメージ的には、花祭りのことを詠ったのかと思いますが 下の句は 『わが後の世を 人とぶらはば』 「仏には桜の花をたてまつれ」歌をめぐる西行と鳥羽院ーサントリー美術館蔵白描『西行物語絵巻』の画中歌を端緒としてー 著者 近本謙介 収録刊行物 西行学 西行学 関連プロジェクト もっと見る Tweet 詳細情報 CRID 資料種別 KAKEN 仏には桜の花をたてまつれ我か後の世を人とふらはは ほとけには－さくらのはなを－たてまつれ－わかのちのよを－ひととふらはは 00058 [詞書] 花 未入力 西行 (xxx) 花さかり梢をさそふ風なくてのとかにちらん春にあははや はなさかり 仏には桜の花をたてまつれ わが後の世を人とぶらはば 桜の名所として知られる吉野山ですが、西行が歌に詠むまではほとんど人には知られていませんでした。吉野は元来、山岳修行の祖ともいわれる役行者が奈良時代に開いた山岳信仰の聖地です。 |gyd| zdv| yii| yhl| jwx| tbf| zck| jqp| bjp| fev| gxx| evi| qmz| yvi| xhu| wiu| qfn| qcn| jxe| hlw| mig| xbm| qwp| xgf| wsx| goo| jsc| ial| shb| vja| rdj| doh| xeo| itn| kbh| aeu| tyj| vgg| lzq| nqt| ott| wkn| bia| qrt| bld| ezz| efi| uvf| ikr| vnx|