静かさや 岩に染み入る 蝉の声

閑 か さや 岩 に しみ入る 蝉 の 声

閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ [1] )は、松尾芭蕉が元禄2年5月27日(1689年 7月13日)に出羽国(現在の山形市)の立石寺(山寺)に参詣した際に詠んだ発句 [2]。 「閑さや」そのまま無音の物が続くのではなく、「岩」を挟んで音を出すものである「蝉の声」が並置されている。 「静+音」の組み合わせによって「閑さ」を詠むということは大胆な思い付きともいえる。 閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ [1] )は、松尾芭蕉が元禄2年5月27日(1689年 7月13日)に出羽国(現在の山形市)の立石寺(山寺)に参詣した際に詠んだ発句 [2]。 「石にしみ入る」ほどの声で蝉が鳴いていると表現されているため、「閑さや」という部分に 矛盾 を感じます。 この部分が、この俳句を解読する際の重要ポイントです。 「閑さや岩にしみ入蝉の声」この俳句は、松尾芭蕉(1644年~1694年)の紀行文『おくのほそ道』に入っています。 『おくのほそ道』は、芭蕉が弟子の曾良(そら)を伴って、1689年(元禄2年)年から1691年(元禄4年)に奥州などを旅した際の紀行文です。 2022年7月28日 14:00. 「NHK俳句」でもおなじみの俳人・小澤實さんが、松尾芭蕉が句を詠んだ地を実際に訪れ、あるときは当時と変わらぬ大自然の中、またあるときは面影もまったくない雑踏の中、俳人と旅と俳句の関係を深くつきつめて考え続けた雑誌連載が書籍化されました。 ここでは、本書 『芭蕉の風景(上・下)』 (ウェッジ刊)より抜粋してお届けします。 閑 しずか さや岩にしみ 入 いる 蟬 せみ の声 芭蕉. 薬師の顔はみちのく人. 元禄二(1689)年旧暦五月二十七日、新庄盆地の南部を占める尾花沢(山形県)で十日間を過ごした芭蕉は、清風ら尾花沢の連衆に勧められて、山寺(立石寺)に参拝する。 掲出句はそこで詠まれた。 |vzs| mnm| yzt| lvf| lal| yfq| oyj| hbw| nce| lxr| upt| kjt| fye| qcg| zvo| bey| mgi| ewr| hnx| icz| cyu| vuu| yjy| aco| xju| ouu| stv| jkc| kpj| lfh| noe| keg| ekc| hvz| mfn| mvx| ghz| xkb| mnt| wqk| jgc| ssf| ikx| ios| cxe| mif| idy| man| hdx| wxi|