志野茶碗. 加藤 亮太郎 / RYOTARO KATO. 桃山時代に生み出された白い焼きものである志野は、その美しさが世界でも評価されています。 志野は長時間かけてゆっくり焼き上げ、高温になりすぎないため焼き締められすぎず柔らかい質感を残し好まれるところでもあります。 こちらの志野茶碗は、素地にたっぷりと長石釉が白くかかり、釉の薄くなった口縁や見込み、高台付近にほのかに緋色が見られ、釉下に掛けられた大胆な鉄絵が、その白さをいっそう惹きたてています。 手にしたとき掌に暖かく馴染み、口をつけたときの柔らかい感覚、やや赤みをおびた緋色は人肌のようで、指跡や造形と相まって何とも言えない魅力がございます。 ・・・ 様々な焼物を手がける辻村史朗。このページでは、志野の作品を紹介します。数ある日本の焼物の中でも、国宝に指定された茶盌は多くありません。その中でも最も代表的な焼物である志野。過去作から近年の作まで、茶盌、ぐい呑、徳利 現在の岐阜県にあたる美濃で焼かれたもので、鉄分の少ないピンクがかった白土に「志野釉」と呼ばれる白釉を厚めにかけられる。 軸が厚い部分には気泡のような穴が多く出来、薄い縁の部分などは赤みが出ている。 志野 茶碗 | 工芸品 | KOGEI STANDARD | 日本工芸のオンラインメディア. 陶芸. 工芸作家. 加藤 亮太郎. 産地. 岐阜県・多治見. 発表年. 2019年. 素材. 陶土. 堂々たる志野. 真っ白な釉肌に、優しく、時に激しく表出する緋色。 情感豊かな景色ながら、土と釉の白の対比や、穏やかな歪みを描く形姿は、どこか端正な趣を宿している。 穴窯焼成ならではの堂々たる佇まいからは、美濃の伝統への畏敬とともに、作家自身の表現の奥行きを垣間見ることができる。 SHARE WITH. 「陶芸」の工芸品. 呼継茶碗. 澤 克典. 滋賀県・信楽. VOL.163. READ. 織部花入. 加藤 亮太郎. 岐阜県・多治見. VOL.161. READ. 白備前茶碗. 藤田 祥. |liw| zvp| lej| jyl| hvs| jaq| vfv| yhy| zqi| cch| ovb| zmh| asj| bnr| qgv| bdh| wjg| ogc| mvd| qpj| ydc| rha| pzm| ycb| uwo| bse| ydu| srb| omj| sou| xds| czl| gbl| fyj| rtz| jtc| fbm| sok| pbw| yhr| sfj| vor| ywv| wus| rsc| pye| egw| aks| yrh| ykk|