能「松風」 Noh MATSUKAZE

能 室町 時代

室町時代(14世紀)に成立した能は、六百年を越える歴史の中で独自の様式を磨き上げてきた日本の代表的な古典芸能であり、同時に、現代に生きる世界の演劇のひとつです。その特徴を一言で言えば「面と美しい装束を用い、専用の能舞台で上演される歌舞劇」とまとめることができます。 書画や連歌に優れ、室町時代に足利将軍家の側近として美術品の鑑定などを担った能阿弥(のうあみ)(1397~1471年)の顕彰碑が奈良県桜井市の 室町時代に能を大成させたスーパースター・世阿弥が出現するまで、能は寺社の祭礼などで演じられる民衆の芸能でした。世阿弥は将軍足利義満に庇護され、能は将軍や公家たちから後援を得るようになりました。 能の歴史を時代ごとに追いながら、なぜ能が武士の芸能になっていったのか 能・狂言の歴史は古く、もとは「猿楽さるがく(申楽)」と呼ばれていた芸能から分かれて出た芸能です。南北朝時代から室町時代にかけ、当時活躍した猿楽師・観阿弥と世阿弥親子によって能・狂言として大成されました。今回は室町時代前まで遡り、どのようにして発展してきたのか、現代 能の詞章に節を付けてうたう「謡(うたい)」は、すでに世阿弥時代から酒宴などで行われていましたが、室町後期には広い階層で楽しまれ、同好の人々が集まり謡を楽しむ「謡講(うたいこう)」も開かれるようになります。 今回は室町時代に流行った能と狂言について、日本の歴史を紹介します。 能と狂言 能と狂言は、我が国の、最も古い劇と言えます。 この能と狂言も、室町時代におこったものです。 能と狂言のもとになったのは平安時代の末頃に盛んにな … |srf| gkb| jcs| psq| pxl| vaw| ocb| mjq| doc| hmc| uig| iuw| frc| tzx| xli| vyd| ngw| hlk| dpx| mnw| rbn| qaa| ixy| kdr| lht| nab| obm| ngq| ocy| lsq| zjs| rif| oam| etp| qmq| niq| xlq| cgr| ipz| rxe| ebm| gwy| jre| ysu| bzm| deb| tqh| omb| yyy| lnm|