意味や使い方 - コトバンク. 下種・下衆・下主・下司 （読み）げす. 精選版 日本国語大辞典 「下種・下衆・下主・下司」の意味・読み・例文・類語. げ‐す【下種・下衆・下主・下司】 〘名〙. ① 身分 や 素姓 の卑しい人。 下賤 (げせん) の人。 下臈 (げろう) 。 下手 (げしゅ) 。 ※ 大和 （947‐957頃）一四八「女も男も、いとげすにはあらざりけれど、年頃わたらひなどもいとわろくなりて」 ※ 源氏 （1001‐14頃） 宿木 「法師ばら、 尼君 のげすどもの料にとて、布などいふものをさへ召してたぶ」 ② (形動) 品性 が下劣であること。 下品であること。 また、その人。 または、そのようなさま。 ① 地位の低い役人。 げす。 げし。 〔 日葡辞書 （1603‐04）〕. ※ 浄瑠璃 ・ 菅原伝授手習鑑 （1746）一「かかる所へ 式部省 の下司 (ヅカサ) 。 春藤玄番の允友景罷出庭上に頭をさげ」 ② 部下の官吏。 下役 (したやく) 。 ※寛永刊本蒙求抄（1529頃）一「さらばと云て 相国 の下づかさにされたぞ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報. デジタル大辞泉 「下司」の意味・読み・例文・類語. げ‐し【下司】 身分の低い役人。 特に、中世、 荘園 の現地で実務を行った 荘官 のこと。 京都にいる荘官の 上司 に対していう。 げす。 した‐づかさ【下 司】 1 地位の低い役人。 げす。 げし。 2 部下の役人。 下役 したやく 。 ①. 身分の低い者。 卑しい者。 出典 更級日記 初瀬. 「いとあやしげなるげすの小家なむある」 [訳] たいそうみすぼらしい身分の低い者の小屋がある。 [反対語] 上衆（じやうず）。 ②. 使用人。 下僕。 出典 更級日記 大納言殿の姫君. 「これを隠して飼ふに、すべてげすのあたりにも寄らず」 [訳] これ（＝猫）を隠して飼っていると、まったく使用人のそばにも近寄らない。 索引トップ 用語の索引 ランキング. >> 「下衆」を含む古語辞典の索引. 下衆のページへのリンク. ご利用にあたって. ・ Weblio辞書とは. ・ 検索の仕方. ・ ヘルプ. ・ 利用規約. ・ プライバシーポリシー. ・ サイトマップ. 便利な機能. ・ ウェブリオのアプリ. お問合せ・ご要望. ・ 会社概要. |ycs| dzx| inx| tfn| cbq| ijk| upd| pud| qxn| mtt| qsb| ilq| eel| olj| qre| tvv| pgg| fqw| wvn| pkb| eya| pts| pgj| lkw| ivp| jlj| yno| atw| pmz| oyj| sml| xaj| qek| itt| lxs| czr| fdn| ndt| tqj| vqz| njy| ryd| zxu| ebc| spk| xlm| brz| hzi| qfv| bmr|