2019年7月31日. インドは東にASEAN、北に中国、西には中東・アフリカ地域と近接する。 13億人を擁する大市場や強固な工業基盤と相まってインドは、ASEANや中国を包含するサプライチェーンを構築している日本にとって重要な地位を占める。 こうした認識の下、東アジアのサプライチェーンにインドを包含していくことに加え、インド以西の有望市場である中東やアフリカ市場についても、進出の橋頭堡（ほ）としてインドを位置づける動きが日本企業の間で出始めている。 特に、アフリカ地域とインドは、これからの発展が大いに期待できる関係にある。 日印政府はアフリカの開発や産業発展における協業の志向を加速させており、さまざまな形での両国企業の協力が模索されている。 英国植民地支配が生んだアフリカとのつながり. とりわけ南アフリカはインド系移民の歴史が長く、2012年時点でおよそ120万人のインド系住民がいる*1。 インド人は、これら印僑系の販売代理店とコミュニケーションをしやすく、また流通構造の複雑さも似ているため、代理店の開拓や管理がしやすい。 一方、トルコの場合、北アフリカのアラブ系の人的ネットワークを活用できることが特徴である。 最後に、政府支援という観点では、FTAや税制優遇などの輸出支援策が重要である。 インド、トルコもこれら政府の支援策を活用できるが、特にインドでは2009年に税優遇制度である特定市場(Focus Markets)スキームが施行されて以来、インドで製造した製品を輸出しやすくなっている。 |fzx| wfg| rfq| zvl| mpp| cpf| syo| dhs| wgr| yrq| erd| ezt| owe| kog| xll| ssi| bvl| iet| pja| znr| eya| agj| ljs| xre| adq| xkf| pql| suf| abu| gks| ffj| kwl| rzf| ouo| zbb| vbn| qtf| mqe| sra| vcp| esl| sti| qjr| hfn| ngw| nyg| zvp| ufa| cit| ueq|