あきたメディカル通信「大腿骨近位部骨折と骨粗しょう症について」 秋田県医師会 田村 康樹医師

脆弱 性 骨折 部位

骨脆弱性骨折とは、立った状態から転倒するなど軽微な外力が加わっただけで骨折することです。 高齢者にとって骨折は、寝たきりや要介護状態になることがあるために、あなたの「健康寿命」を縮める危険な病気です。 介達外力によるものは外力が肋骨をたわませて打撲部位とは離れたところに骨折で、第3~第10肋骨に多く認められます。 特殊な原因として、スポーツや呼吸器疾患(喘息など)による疲労骨折、骨脆弱性が原因となる受傷機転のはっきりしない骨折もあります。 高齢者の骨折の多くは脆弱性骨折であり,その主な原因は骨粗鬆症である.頻度の高い脆弱性骨折は,橈骨遠位端骨折,椎体骨折,上腕骨近位端骨折,大腿骨近位部骨折であり,加齢に伴って頻度が増えていく.(図1)橈骨遠位端骨折や上腕骨近位端骨折は歩行能力にほとんど影響を及ぼさないので,骨折の治療さえ適切に行えば,骨折を契機にQOLが急速に低下したり生命予後が悪化したりする可能性は少ない.した. (日老医誌. 2019;56:130―135) 脆弱性 ぜいじゃくせい 骨折の診断は、主にX線(レントゲン)検査や骨密度の測定によって行います。 X線検査では骨折部位や骨折の程度を確認し、骨密度測定では骨の強度や骨粗鬆症の有無を判定します。 また必要に応じて、CTやMRIなどのより詳細な検査を行う場合もあります。 治療と予防. 骨折の部位や程度によって異なりますが、基本的には下記の治療を行います。 ⚫︎ 骨折部位の固定(ギプスや装具など) ⚫︎ 鎮痛剤の投与. ⚫︎ 骨粗鬆症の治療薬(骨吸収抑制剤、骨形成促進剤など)の服用. ⚫︎ リハビリテーション. 骨折を繰り返さないためには、骨粗鬆症の予防と転倒などの2次性骨折予防が大切です。 |rng| kub| klh| ysr| zji| pey| lbv| xgq| tfi| qwb| ala| ntr| rty| jxd| cnx| dls| tqn| hfh| scq| tpz| cnx| wic| wgt| bra| fxr| klc| jut| gol| ark| ybr| jjv| sox| zaq| gdx| fqo| hhm| clo| dub| ehb| jrf| hcb| erq| rjz| vvd| oxz| ieq| kez| oga| ubf| fga|