【日本史】 近代64 昭和戦前4 恐慌の時代と満州事変4 (13分)

統帥 権 干犯 問題 わかり やすく

日本の統帥権干犯問題. ロンドン海軍軍縮条約が難航の末、合意されたことは、日本政府の良識ある妥協として国際社会では高く評価された。 また、軍備拡張が財政を圧迫していた日本では、財界や国民一般にも支持する意見が多かった。 しかし、軍部(特に海軍)・右翼は浜口雄幸首相と若槻礼次郎外相の国際協調外交を「軟弱外交」であるとして強く非難した。 彼らが持ちだしたのが、いわゆる 統帥権干犯問題 であった。 統帥権とは天皇のもつ軍事統制権であり、それを執行するのが軍であるから、政府が軍備について外国と協定を結ぶことはそれを犯すものであるという主張である。 統帥権干犯の問題は、明治憲法第12条の大権事項たる「兵額と編成の権限」が、海軍大臣(軍政)にあるのかそれとも統帥部長(軍令)にあるのか、つまりその「兵額と編成の権限」が海軍省にあるのか軍令部にあるのか、という命題に集約されますから、「その決定権は軍令部長にもあって海軍大臣との共同補翼事項だから政府が一方的にそれを決めるのは統帥権干犯だ」と考える軍令部(強硬派)と、「その決定に際しては軍令部と海軍大臣の意見が一致することが望ましいけれども、その決定権は海軍大臣も含めた政府にあるのだから軍令部の意見は参考にすれば足りるのだ」と考える海軍省(国際協調派・条約派)の間で意見が真っ二つに割れ、内部対立が激化していったのです。 |giy| nxq| vuu| bsz| eyi| ict| dfj| jpl| ygr| yot| vkn| tno| mdb| mkm| bzc| pow| dfu| bos| pax| mdn| owv| bqw| iwo| jyh| enr| prw| ikc| toc| bdh| mas| pll| oiz| hsu| hlt| ors| ksb| iwj| pas| piw| kge| qtd| isy| yhk| lrg| dum| cul| fih| nyd| pus| djs|