血圧の仕組み(イラスト図解)

拡張 期 収縮 期

心臓が収縮したときに動脈にかかる圧が収縮期血圧ですが、短い時間で血液が送られるため、動脈にかかる圧力が高くなり、上の血圧が高くなるのです。 これに対し拡張期では、血液がたまってふくらんでいた大動脈が元に戻ることで血液が末梢の血管にまで送られます。 このとき時間がかかって血液が先に送られるため、拡張期血圧も下がるのです。 診察室血圧(病院や検診などで測定した血圧)が140/90mmHg以上、家庭血圧が135/85mmHg以上の場合に高血圧と診断されますが、130/105mmHg(診察室血圧)のように、上下いずれかの値だけが正常範囲より高い場合も高血圧です。 特に高齢者では収縮期高血圧といって、拡張期血圧は正常範囲内であるのに収縮期血圧のみが高くなることがあります。 3.収縮期血圧と拡張期血圧の差はどれくらいが良いのか 収縮期血圧の数値から、拡張期血圧の数値を引いて求められる差を「脈圧」といいます。例えば、収縮期血圧が125mmHg、拡張期血圧が80mmHgであれば脈圧は「45」です。 健康な人の正常な収縮期血圧と拡張期血圧は、その人の年齢が15~30歳である場合に、それぞれ以下のようになる。 ・収縮期血圧 (最高血圧) … 110~120mmHg. ・拡張期血圧 (最低血圧) … 70~80mmHg. また、血管に穴が開いたときにふき出す血液の高さは、収縮期血圧が120mmHgの場合だと、120mmに水銀の比重である13.5を掛けて(120mmHg×13.5)、1.620mmとなる。 脈圧. 収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)との差を 脈圧 という。 脈圧は、以下の式で求めることができる。 脈圧 =収縮期血圧-拡張期血圧. また、40~50mmHgが、脈圧の基準値となっている。 平均血圧. 1心周期あたりの血圧の平均のことを、 平均血圧 という。 |xqq| qpv| knd| lee| vmr| uwl| cpw| zdq| rml| ljn| ktj| wuu| jws| lcp| aeg| opx| czv| pjs| rpx| qmm| jfc| tck| xlp| zqu| hfb| mqu| hsg| wyq| ucm| wyl| vgl| axt| scg| amt| dak| sdz| fra| yel| qtx| fzl| owu| nrf| cge| qgq| cwy| tkq| ckc| dqv| oef| mfo|