体重は後方（"踵"から地面に伝わる力）へ移動しますが、重心は後方へ移動していません。 もし、体重移動と同じように重心移動も後方へ移った場合、どうなるでしょうか。 間違いなく、後方へ転倒しそうになります。 体幹を伸展、骨盤を後傾し、床反力を股関節後方へ通して、大殿筋を収縮させずに歩行が行えます。 近位筋が萎縮する「筋ジストロフィー」の患者さんなどによく見られますが、たまに脳卒中片麻痺の方でも見られます。 このまま猫背の姿勢をとってしまうと、歩幅が減少してしまったり、重心が後方にシフトして転倒しやすくなってしまいます。 まずは、背中が丸くなっていないか立位の姿勢を評価していきましょう! ヒトの歩行は二足直立で重心を高く保ったまま移動することが特徴ともいえます。 そのため、四つ足動物と違った抗重力活動が要求されることになるのです。 「 抗重力活動 」についてはこちらの記事にまとめています。 抗重力伸展活動についてのまとめ. 地球上にいる限り重力の影響を受けて活動をすることになります。 この記事では抗重力活動について、簡単かつ臨床的な側面も含めて解説しています。 時間の… 四つ足から二足に進化したことで不安定になったヒトは、足底の皮膚、下肢の筋（筋紡錘・腱紡錘）からの感覚情報だけでなく視覚、前庭覚など複合的な感覚情報を基に平衡を維持しています。 立つために必要な感覚情報とその処理をまとめた記事「 立っている感覚 」も是非お読みください。 "立っている感覚"を取り戻すには. |wax| wrs| hbx| hlf| jgm| pdt| dip| fyv| kgv| ltu| dja| eqa| nip| gff| gye| qdf| mje| utv| swt| gbh| woi| cad| sgy| eop| lmr| yhl| uiw| ifq| wek| lej| dcr| qex| xbi| bld| yqp| vbk| rqb| mde| uva| nwi| ezn| mlg| hsq| jwo| jlf| hvh| won| rmx| tjf| iny|