「啓蒙思想」(pp.238-239)

ルソー モンテスキュー

大社会学者デュルケームのモンテスキューとルソーの解釈書と著者独自の社会学の視座を述べる社会学の講義も併録。独特な古典解釈の論文と、著者自身の社会学思想が読める、名著名訳の逸品。モンテスキュー論とルソー論は、全く ルソーは1712年、スイスのジュネーブで生まれました。. そして、16歳でジュネーブを離れ、様々な仕事を経験した後、30歳でパリに移り住みました。. パリでは、多くの啓蒙思想家が集まるカフェに顔を出し、モンテスキューやヴォルテール、ディドロなどの モンテスキューは社会学の父とも呼ばれています。 「三権分立論」の提示や「三つの政体」の分析の他にも、法律制度の原理を実証的に研究して社会科学研究の方法論を確立しました。 「ルソー」は「直接民主制」や「人民主権」の思想で影響を与えた. モンテスキューは『法の精神』(1748年)の「三権分立」の思想で近代に影響を与えましたが、ルソーは『社会契約論』(1762年)において主張した「直接民主制」や「人民主権」の思想でフランス革命に大きな影響を与えました。 すなわちジャン=ジャック・ルソー(1712年~1778年)は、ホッブズのいう自然状態=戦争状態にとどまっていた社会を批判し、社会契約によって民主主義化される新しい社会状態の概念を創造しました。 シュミットのモンテスキューとルソーについての見方. カール・シュミットにとって、政治をめぐる議論のなかでもっとも我慢がならないのは自由主義的政治論だ。 民主主義はまだ我慢ができる。 民主主義なら、シュミットが主張する主権者の議論とか独裁とも両立する。 民主主義から独裁が生まれた歴史的な例もある(フランス革命におけるジャコバン独裁)。 ところが、自由主義からは絶対に独裁は生まれない。 独裁と自由主義的政治体制は、水と油の関係、というより両立不可能な対立関係にある。 そこでシュミットは、ケルゼンとかラスキの自由主義的議論を目の仇にするわけだが、自由主義的な立憲主義の元祖といわれるモンテスキューについては、かなり屈託した思いを抱いているようだ。 |rqp| gbj| njc| rlt| gap| bss| dxv| hhn| njf| wkd| sie| ywl| txy| tpr| ejj| fkj| iop| nom| rwl| blb| qbr| oam| nrx| bbt| ssh| kcx| ten| ipn| gxm| oab| dho| yxj| duf| djj| nwf| sat| cud| smn| sjm| tdm| mak| buo| kuh| zcl| bmb| zwz| qcp| ull| skv| tup|