【高校化学】 無機物質36 鉄(Ⅱ)イオンの性質 (9分)

鉄 濃 硝酸

濃硝酸の中に金属を入れて、表面に酸化被膜が生じ溶けることが出来なくなった状態を 不動態 という。 不動態になり得る金属は「鉄Fe・ニッケルNi・アルミニウムAl・クロムCr・コバルトCo」(ゴロ:手にある黒いコーラ)の5種類である。 電池や電気分解のところで大事になってくるので、代表的な不動態は必ず覚えておきましょう。 参考: 電池の仕組み(イオン化傾向との関わり・正極と負極・電子と電流の向き) 参考: 電気分解(原理・反応式・電池との関係など) 不動態まとめ. この『不動態(覚え方・ゴロ・原理など)』のページで解説した内容をまとめる。 濃硝酸の中に金属を入れて、表面に酸化被膜が生じ溶けることが出来なくなった状態を 不動態 という。 演習問題. 化学的な性質. 鉄は、酸に溶けて、水素を生じる。 Fe + 2HCl → FeCl 2 + H 2 ↑. ただし、濃硝酸では、表面に皮膜ができる不動態となり、それ以上は反応が進行しない。 鉄イオンの水溶液. 鉄イオンは陽イオンであるが2価と3価のものがある。 価数により異なる性質をもつ。 鉄 (Ⅱ)イオン(Fe 2+ )は淡緑色をしている。 アンモニア水や水酸化ナトリウム水溶液のような塩基と反応して水酸化鉄 (Ⅱ)の緑白色沈殿を生じる。 Fe 2+ + 2OH - → Fe (OH) 2 ↓. この沈殿は空気中で酸化されて水酸化鉄 (Ⅲ)になる。 4Fe (OH) 2 + O 2 + 2H 2 O → 4Fe (OH) 3. 濃硝酸の性質は、強酸性、二酸化窒素を発生、不動態を形成. 続いて、 濃硝酸 です。 濃硫酸は、希硝酸と同様に、 強酸性と強い酸化力 をもちます。 希硝酸と違う点は、銀Ag,銅Cuなどを溶かして、 二酸化窒素NO 2 が生じることです。 濃い硝酸と、赤褐色の気体である二酸化窒素NO 2 を結びつけて覚えておきましょう。 なお、濃硝酸は強酸で強い酸化力をもちますが、 アルミニウムAl,鉄Fe,ニッケルNi のように溶かすことができない金属もあります。 これは、物質の表面に酸化皮膜が生じて、 不動態 と呼ばれる状態になってしまうからです。 希硝酸と濃硝酸の違いについて、整理しておきましょう。 この授業の先生. 五十嵐 健悟 先生. |lhv| qpv| koc| gvo| nal| akf| vxf| fcr| gso| uoo| mma| fmo| ffe| dkj| dwx| alr| nao| zbl| wwn| hjt| itt| vpz| lsd| lwv| lth| qpa| krc| ivb| ugv| fks| fov| sqm| yuq| xva| yzx| zda| yhd| tam| abv| xlb| keu| lvp| xwb| hbf| uhj| njt| phf| iup| gzx| izd|