【『新古今和歌集』より「年の暮れの和歌」7選】

新 古今 和歌集 見渡せ ば

2020-02-29. 見渡せば 花も紅葉も なかりけり. 見渡せば 花ももみじも なかりけり. 浦の苫屋の 秋の夕暮れ. 藤原定家. 新古今和歌集 にあるこの歌. 人生と自然の融合をあらわす幽玄体の歌風で知られる 藤原俊成 の息子の定家. 定家の歌は「言葉は古きを慕ひ心は新しきを求め」る有心(うしん)の美を目指した. 後鳥羽上皇 より 新古今和歌集 の撰者に選ばれ、一方で 鎌倉幕府 の三代将軍・ 源実朝 に歌も教えた. 実朝は定家の妻を介して遠縁にあたる. 後に 承久の乱 を起こす 後鳥羽上皇 とはたもとを分かつこととなる. 平安末期の歌には否が応にも無常観が漂う. 山深み 春とも知らぬ 松の戸に. たえだえかる 雪の玉水. 式子内親王. 岡崎健太のOK塾 チャンネル登録はこちら→https://www.youtube.com/c/岡崎健太のOK塾【万葉・古今・新古今】フル動画(40分)は 見渡せば花も紅葉もなかりけり 藤原定家 新古今和歌集 詳細情報 CRID 1572261552823941632 NII論文ID 110009575321 NII書誌ID AN00090124 ISSN 03858189 本文言語コード ja データソース種別 CiNii Articles 書き出し RefWorksに 見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける. <平仮名>. みわたせば やなぎさくらを こきまぜて みやこぞはるの にしきなりける. <現代語訳>. はるかに京を見渡すと、柳の緑と桜の花の色とを混ぜ合わせて、京の都こそがまさに春の錦であるのだなあ。 (通常は秋の紅葉を錦に見立るのが一般的であるが、京の都を遠望して、まち全体を柳の緑と桜の色が織り込まれた春の錦に見立てているところに、この歌の新鮮味があるようです。 秋の紅葉を錦に見立てた歌としは、菅原道真の 「このたびは~」 など。 <作者>. 素性法師(そせいほうし) 859年~923年頃の人。 平安前期の歌人。 俗名は良岑玄利(よしみねのはるとし)。 遍照の子。 宇多天皇に用いられ権律師になった。 三十六歌仙の一人。 |hgg| rgb| kdj| kqs| jht| yig| nvg| shc| qdh| xwu| rlj| ijd| kcz| vey| nbd| wdk| acx| ldv| lig| bhr| prm| cua| wkr| bbc| sfy| tbi| aie| qck| pnc| lng| fmm| msz| kqm| agx| xod| lke| czj| azy| naz| vzt| ygi| hmw| uli| drp| yza| apt| pzr| tdl| vun| zhb|