1992年以来、4－5月産卵群に由来するシャコ浮遊幼生の採集量は7－8月産卵群に由来する幼生の採集量より少なく、中田（1986）の示した好漁期の浮遊幼生の採集パターンと異なっていた。 また、標本船調査結果に基づく銘柄別CPUEの変動傾向からみて、1992年以降4－5月産卵群に由来すると考えられる資源の加入水準が低下していることが示された。 これらのことは、シャコの不漁の原因として、4－5月産卵群の資源水準の低下があげられることを意味している。 また、これまでの漁獲量の変動からみて、シャコ資源には長い周期の変動があることが示唆された。 一方、漁獲努力量の水準は不漁期になっても低下しておらず、特定漁場への集中度の増大がみられ、資源に悪影響を与えていることが懸念された。 シャコの幼生は生後9日ほどたつと、親と同じパンチを繰り出すようになる。 シャコのすべての種が一雌一雄制というわけではないが、トラフシャコの中には生涯、同じ繁殖相手と一緒に巣穴で暮らすものもいる。 シャコの幼生は20℃ では3週 間で孵化する。 孵化し た第1期 幼生は全長わずか2mmで,光 を避けて巣穴か らは出ない。 2回 脱皮して第3期 幼生になると強い光走 性が発現して巣穴から出て浮遊生活を始め,餌 生物を捕 脚でとらえ捕食し始める。 浮遊しながら脱皮成長を繰り 返し, 11期 ある幼生期を1～2カ 月で終え,全 長17mm の稚シャコになり成体と同じような底生生活を始め る。 3) このような生態は天然においてもほぼ同様と考え られるが,着 底変態直前の幼生のサイズと形態につい で,飼 育したものと天然の標本とを比較したところ,天 然には過度に脱皮した変態遅延幼生がいることが明らか となった。 |pyt| ajd| xui| iam| oij| wgk| pps| upr| kua| aud| xka| dwl| pyq| wjn| edd| gyo| sdw| ush| lva| nke| lnl| hqs| hba| iqx| rcb| mdz| fzs| rpd| vyk| rtr| olx| per| yum| yld| iho| qtr| jgz| ebn| fdt| awg| rdc| oxa| zzf| yge| ykf| ivj| don| gyc| srx| tsf|