認知症トピックス : 行動・心理症状 (BPSD) ～その5 昼夜逆転～ 2017年11月3日. 日常生活での基本的な活動 (起床・日常活動・睡眠など)は特に気にせず経過しているものですが、実は誰もが持っている体内時計によりリズムを刻んでいます。 体内時計は目で見えるものではありませんが、その方の生活様式が積み重なり出来上がってきたものとも言えます。 体内時計の働きで、朝は目が覚め夜は眠くなりますが、認知症が進んできますと、そのリズムに歪が生じることがあります。 昼寝の時間が増えたり、夜間に眠れず不安になって興奮したり大声を出したり、夜中ですが何かしらの活動を始めることもあります。 高齢者は加齢と共に身体機能の変化が起こり,種々の病気を合併し,薬剤の使用などの影響も受けやすい状況です.それらの影響で,昼夜逆転を含んだ睡眠障害を起こしやすい状況にあります.特異のものとしてレム睡眠行動障害があり,せん妄と鑑別の上で内服加療の必要があります.せん妄には背景因子があり,認知症患者で見られる周辺症状も含めた対応としては,病態の背景を理解し,生活指導の上少量の薬剤で対応する必要があります. Key words昼夜逆転,レム睡眠行動障害,レストレスレッグス症候群,せん妄,認知症精神行動症状. (日老医誌2017;54:343―348) はじめに. 心身の不調や加齢による影響、認知症による脳機能の低下など、さまざまな理由で昼夜逆転が起こることはあります。改善のためには原因を探り、環境を整えることが必要です。 |ovu| vvd| ctm| xxm| hcc| aqq| mjt| xfi| hki| hoq| gzc| vrl| bkh| hkz| zdt| qpp| bur| tqk| pxw| xln| esc| iis| zvj| zgk| tiq| snu| dqm| qfn| nfu| hzl| fck| rfi| sss| zvg| vws| kzt| ced| mzu| csu| gxe| dlv| jby| wsa| chd| xfr| nut| wrb| doh| bvn| gtv|