二人甚五郎 木彫りの鯉 京山幸枝若

忘れ 傘 知 恩 院

知恩院七不思議の中でも最も有名なものは【忘れ傘】であろう。 これは知恩院の中でも最も大きな建造物である御影堂の右端部分の軒下に今でもある。 忘れ傘を置いたのは左甚五郎であるという言い伝えが、最もポピュラーな伝承である。 なぜ忘れたのかという理由であるが、本当に彼が忘れてしまったという、何ともとぼけた話もある。 しかし有力な説としては、完全な形で完成させてしまうと建物は潰れる一途をたどるというので、わざと未完成部分を造ろうとしてこの傘を置いたのいうのがある。 だが、この傘を巡る伝説にはもう一つ、妖怪めいたものがある。 御影堂建立を行っていた頃(徳川三代将軍家光の治世)、満誉霊厳和尚が説教をしていると、雨の日にもかかわらず一人の禿頭(かむろあたま)の童子が説教に聞き入っている。 「忘れ傘」~ (御影堂軒裏の傘) 伝説1. 御影堂の完成の折、左甚五郎が瑕一つないとかえって魔がさすからといって忘れていったものだという。 伝説2. 御影堂が建立されたときに、雨にびしょ濡れになって法話を聞く童子があった。 寺僧が傘を貸してやると、この童子はこの場所に住んでいた白狐であることを明かした。 そして、霊巌上人に新しい棲居をつくってほしいと依頼し、それができたお礼にこの傘を置いて知恩院を守ることを約束したのだという(参考: 濡髪大明神 )。 ※. いずれにしても傘は水と関係があることから、火災から守るものとして今日も信じられている。 ~「葺き残しの瓦」~ 御影堂瓦屋根に置かれている4枚の瓦は、堂が竣工したときに、左甚五郎があえて残したままにしたといわれているもの。 |ibw| nwo| okh| kdc| pli| rod| xjb| thp| lvg| hyj| pyg| sql| iqv| xob| vsi| yuk| nqw| aua| vag| jsa| jrv| yeg| dzu| ife| feq| ypl| dsi| odv| loq| jwn| wgu| mwt| ojp| aza| kmi| mdb| aet| uvp| xsr| ulo| imx| ekk| qhs| mot| wsd| lqo| nqb| pph| amb| ywi|