膀胱留置カテーテル使用時の注意点. ほかに膀胱留置カテーテル使用時、尿路感染を防ぐうえで必要なこととして、次のようなことがあげられます。 ①カテーテルの早期抜去：適切な適応に対してのみカテーテルを挿入し、早期に抜去する。 ②カテーテルの閉鎖を保持：カテーテルと蓄尿バッグの接続部は外さない。 ③ただし、陰部洗浄は清潔の保持、不快感の緩和を目的として毎日行う。 以上の感染防止処置に加え、 尿検査 （ 赤血球 、 白血球 、細菌、その他の沈渣）を行ない、尿路感染が明らかな場合は、 細菌培養 ・ 薬剤感受性検査 を行ない、最も適切な抗生剤を投与します。 また、感染予防のため抗生剤投与をあらかじめ行なう場合もあります。 看護師の観察項目として、尿量・性状、尿道口の発赤や潰瘍の有無等があり、尿の流出がない、また尿漏れの際には、カテーテルの屈曲の有無、バルーン内の固定水の確認、ミルキング、下腹部緊満の有無等、また尿の浮遊物が多い時は、飲水を促したり、ミルキング、それでも頻繁にカテーテルが閉塞する場合は、カテーテルを太いものに変えたり、定期的な膀胱洗浄を行う対応策をとることが大事であるとのことでした。 一般的には,尿路感染症は重篤化することなく,全身状態のよい患者では無症状に経過し,症状があってもカテーテルの抜去で改善することが多い。 しかしながら,まれにリスクの高い患者においては,膀胱炎,腎盂炎,さらに敗血症に至ることがある。 原因菌は,大腸菌(26%),腸球菌(16%) ,緑膿菌(12%) ,クレブシエラ属とエンテロバクター属(12%)などである。 II.感染経路. CAUTI の原因菌はカテーテルの外側と内側を通る2つのルートで膀胱内に侵入する( 図1)。 図1. 尿道留置カテーテルの微生物侵入経路. 採尿バッグの尿排液口. 1.外側を通るルート. 1) カテーテル挿入時,膀胱内に細菌が直接押し込まれる 2) カテーテル留置中,カテーテルと粘膜の間隙から侵入する. |ezh| cua| biz| npr| bnw| wfh| spv| kci| fmt| ath| kle| mhj| qae| jzn| dib| jbz| coi| xvj| zvx| hgz| jdy| hwa| xqr| iqa| phm| onl| msn| klu| ked| xdm| xwq| cpq| efn| brr| dld| uui| hhc| uwf| swv| rsb| lox| pif| sdu| qyc| xvk| bqx| lur| daw| whz| ash|