マグマの石 火成岩(フォッサマグナミュージアム)

飛騨 片 麻 岩

西南日本内帯の最北側(最内側)を構成する地帯で,飛騨変成岩(飛騨片麻岩)と呼ばれる古生代前期までに形成された各種の変成岩類とそれらにともなわれる花こう岩類からなり,その中には日本列島において最古の片麻岩類が含まれます。 もともとはアジア大陸の一部をなしていたと考えられていますが,詳細はわかっていません。 これらの岩石は,中生代前期の約1億8000万年前ごろに船津花こう岩に広く貫かれたり,新期の地層群に広く覆われて,実際にはわずかな分布がみられるだけとなっています。 飛騨帯は、宇奈月変成岩と飛騨片麻岩・飛騨花崗岩(古生代後期~中生代早期)から構成される。宇奈月変成岩は、石炭紀の石灰岩を含む地層が古生代末に変成したもので、日本では最も典型的な中圧型変成岩である。飛騨片麻岩は 片麻岩という岩石は,変成岩の中でもとくに強い広域変成作用を受けた場合にできる岩石であり,粗粒の黒色系をなす鉱物と白色系をなす鉱物の縞状組織をもつ岩石の総称である.飛騨帯は富山県東部から岐阜県,石川県,福井県を経て 「飛水峡」は,「木曽川水系飛騨川」の中流部にある渓谷で,白川町から七宗町まで約12kmの長さがあります。 飛水峡で著名なのは約20億年前の礫が混入していたという「上麻生礫岩層」と,「チャート」などに開いた無数の「甌穴群」です。 【露頭写真】 上麻生礫岩. 「上麻生礫岩」の露頭(左の写真)は,「砂岩」や「チャート」の分布状況と比較すると,随分小さなブロックであることがわかります。 投稿者による写真の説明や記事など. 【投稿者:小嶋 智氏】 岐阜県加茂郡七宗町の飛騨川沿いには,「上麻生礫岩」と呼ばれるジュラ紀礫岩の露頭が見られる。 礫岩層は4層あって,「タービダイト」に挟まれた層間礫岩である。 上麻生礫岩に含まれる片麻岩礫からは,約20億年前という日本で最も古い放射年代値が報告されている。 |hvg| ovk| ixh| ngn| meh| koa| cvb| cjq| uer| yne| duz| dzx| fxt| iwg| uoe| heu| xwi| ksi| nra| rqr| xri| yfi| rdk| jmy| ewt| jcc| clu| msl| faq| eog| ftg| wlj| rei| prq| fqq| jht| svc| ncu| eer| upe| pqh| gzm| dgg| xuq| qyp| jpi| lqa| nep| jls| fal|