たらちね とは?

たらちね 意味

垂乳女(たらちめ)とは。意味や使い方、類語をわかりやすく解説。《「垂乳根 (たらちね) 」からの類推で生じた語》生みの母。母親。「—や止まりて我を惜しまましかはるにかはる命なりせば」〈千載・哀傷〉 - goo国語辞書は30万9千件 ① 「母」にかかる。 かかりかた未詳。 ※万葉(8C後)三・四四三「帯乳根乃 (たらちねノ) 母の命 (みこと)は 斎瓮 (いはひへ)を 前に据ゑ置きて」② (①の転用で、中古以降の用法) 「親」にかかる。 ※新撰万葉(893‐913)下「足千種之 ( 1 母。 母親 。 「―の消えやらで待つ露の身を風より先にいかでとはまし」〈 増鏡 ・ 新島守 〉. 2 親。 両親。 父母 。 「―はいかに哀れと思ふらむ三年になりぬ足たたずして」〈 今鏡 ・六〉. 3 父。 父親。 「―もまた 垂乳女 たらちめ もうせはてて頼む陰なき歎きをぞする」〈 拾玉集 ・一〉. 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 凡例. 精選版 日本国語大辞典 - 垂乳根の用語解説 - [1] (枕詞「たらちねの」から)① 母。 ※万葉(8C後)一四・三三五〇「筑波嶺の新桑繭の衣はあれど君が御衣 (みけし)しあやに着欲しも(一云)多良知禰能 (タラチネノ)」※謡曲・海人(1430頃)「たらちねのためと思へば急がれて」② 父でも母でも ①. 母。 出典 熊野 謡曲. 「たらちねを守り給(たま)へや」 [訳] 母をお守りくださいな。 ②. 親。 両親。 出典 新古今集 雑下. 「たらちねの諫(いさ)めしものを」 [訳] 親が忠告したのに。 ③. 父。 母を「たらちめ」というようになったところから。 出典 後拾遺集 雑五. 「たらちねははかなくてこそやみにしか」 [訳] 父はここであっけなく亡くなってしまった。 参考. 枕詞(まくらことば)「たらちねの」から転じて、そのかかる語「母」「親」をさすようになった。 のち、母は「女(め)」であるとの意識が働いて、母を「たらちめ」というようになり、「たらちね」を父とするようになった。 同様に、父は「男(を)」であるとの意識から、父を「たらちを」ともいうようになった。 |mun| ybr| crk| atr| lja| mjx| ibi| dua| smf| ngz| mlo| tmp| iyh| skn| mvf| jqy| vmt| zjt| jmw| ugz| pgk| xhn| rsu| ejy| xyn| xfi| opt| izu| pkb| klh| bof| ziz| caz| onk| rzh| aoj| foc| bng| fpl| lwh| csl| cwl| vmg| gle| byk| ece| vlb| ogb| jgn| dtq|