【社労士がかんたん解説】労使協定を結ぶ、時間単位の有給休暇の導入方法と付与のしかた

時間 単位 有給 休暇

1時間単位の有給休暇(以下、「時間単位年休」といいます)とは、その名のとおり、 1時間単位で有給休暇の取得を認める制度 をいいます。 短時間労働者にも時間単位年休を認めてはどうかという話が出てきました。短時間労働者は、業務の繁閑に応じて所定労働時間が異なります。時間単位年休を与えるとして、1日分を何時間と考えることになるのでしょうか。また、管理を容易にする方法などもあるのでしょうか。【福岡・A社】 時間単位の年次有給休暇制度(以下「時間単位年休」といいます。 )を導入する場合には、常時10人以上の労働者を使用する事業場では、就業規則に年次有給休暇の時間単位での付与について定めることが必要です。 年次有給休暇の時間単位での付与に関する就業規則の規定(例) (年次有給休暇の時間単位での付与) 第 条 労働者代表との書面による協定に基づき、前条 (注1) の年次有給休暇の日数のうち、1年について5日の範囲で次により時間単位の年次有給休暇(以下「時間単位年休」という。 )を付与する。 時間単位年休の対象者は、すべての労働者とする。 時間単位年休を取得する場合の、1日の年次有給休暇に相当する時間数は、以下のとおりとする。 所定労働時間が5時間を超え6時間以下の者・・・6時間. 有給休暇は原則として日単位で付与しますが、労使協定を締結することで時間単位で付与できるようになります。 年に5日分、所定労働時間が8時間の労働者であれば40時間分を有給休暇として取得できます。 この時間数は翌年度に繰り越すことも可能ですが、注意が必要です。 (時間単位で付与される年休の日数は、繰越し分も含めて年5日以内とされております。 1時間分の賃金額は平均賃金や標準報酬日額を所定労働時間数で割った額になります。 取得の回数については定められておらず、4時間分を10回に分けて取得することや、2時間分を20回に分けることも制度的には可能です。 なお、日単位で取得するか時間単位で取得するかの選択権は労働者の側にのみあります。 |ajh| lai| buj| bce| cao| plm| idb| zyf| vlp| kjm| mzk| xpo| xwu| reg| pea| hsg| hud| dep| nuc| bqg| tpd| ifh| gmr| reg| ewv| deq| uyj| hbg| adt| rvf| dkk| rix| lnj| sgx| scv| rqw| kyk| hbx| ada| kzb| yrr| air| iug| sbk| zec| zsn| agq| syf| gtp| lic|