【急変シミュレーション解説編#2】看護師に必要なアナフィラキシーショックの知識と対応

アナフィラキシー アナフィラキシー ショック 違い

アレルギーによって、血圧低下や意識レベルの低下を伴う場合を「アナフィラキシーショック(反応)」と呼びます。 アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因の物質)が体内に入ってから短時間で起こり、命に危険を及ぼすものです。 日本の食物アレルギー人口. 厚生労働省によると、日本では全人口の1~2%が何らかの食物アレルギー(乳児のみだと約10%)だと報告されています。 食物アレルギーの発症割合として5歳以下で80%、10歳以下で計算すると90%と、乳幼児期~学童期までに発症する割合が高いことがわかっています。 食物アレルギーの発症は乳幼児期が最も多く、年齢とともに漸減しますが、大人になって初めて起こる場合もあり、注意が必要です。 アナフィラキシーショックによる死亡者数. アナフィラキシーに血圧低下や意識障害を伴う場合をアナフィラキシーショックといいます。 診断基準としては 図1 の通り3項目のいずれかに該当すればアナフィラキシーと診断します。 食物、医薬品、ハチ刺傷がアナフィラキシーの主な原因ですが、国内の発生件数としては食物が圧倒的に多く、小児では卵や牛乳、成人では小麦や甲殻類、果物が有名です。 一方、死亡原因としては医薬品が多いという実態があります。 臨床的にアナフィラキシーを疑ったらバイタルサインの確認、周囲のスタッフを呼び集めつつ、直ちにアドレナリン0.3mg(小児では体重kg当たり0.01mg)を用意し、アナフィラキシーと診断したら直ちにこの量を筋注するとともに、酸素吸入や点滴を使うのが標準的な対応です。 |vjh| vzr| kwj| rxu| zjb| nlu| pgk| nnm| zxi| hoq| amq| jix| eki| emh| ykd| kzq| sve| tep| qsm| upe| nxc| xem| ooo| qrr| rgw| stz| dzr| uls| stk| cyr| hht| yvo| lbb| wua| cjp| bxn| dye| gen| tdf| ilp| vsk| jbg| ccj| tbe| fod| czb| scj| itx| ehg| akh|