第一部:CREの難しさ 産生しても感性、産生しなくても耐性!?/カルバペネム耐性腸内細菌科細菌検出のピットフォール - 菅井 基行(広島大学)

カルバペネム と は

カルバペネム系薬剤は,殺菌的に作用する注射用のβ-ラクタム系 抗菌薬 であり,極めて広い抗菌スペクトルを有する。 以下に対して活性を示す: インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae) 嫌気性菌. 腸内細菌科細菌の大部分(AmpC β-ラクタマーゼおよび基質拡張型β-ラクタマーゼ[ESBL]産生菌を含むが, Proteus mirabilis に対してはイミペネムの最小発育阻止濃度[MIC]が高い傾向にある) メチシリン感受性の ブドウ球菌 および レンサ球菌 (肺炎球菌[ Streptococcus pneumoniae ]を含む)(ペニシリンに対する感受性が低下している可能性のある菌株は除く) カルバペネム系抗生物質の性質 β-ラクタム環を有する抗生物質として、カルバペネム系抗生物質が知られています。 この抗菌薬の最大の特徴としては、「あらゆる細菌に対して効果を示す」ことがあります。 カルバペネム系抗生物質は、 グラム陽性菌から陰性菌まで効果を示す範囲が広い抗生物質 です。 カルバペネム系抗生物質の種類としてはイミペネムやメロペネムなどがあり、特にイミペネムが陽性球菌に抗菌活性を示し、メロペネムが陰性桿菌に抗菌活性を示します。 カルバペネム系抗生物質に自然耐性を持つ細菌はマイコプラズマ、MRSA、クラミジア、真菌、レジオネラなどで、抗菌活性を示さない細菌は限定されています。 そのため、重症患者さんに対しては最初はカルバペネム系抗生物質を用い、微生物学的な検査の結果が判明した後は、原因菌に作用する抗生物質に切り替える方針で治療が進められることもあります。 カルバペネムは様々な細菌に効果を発揮するため治療の切り札として使用されることが多いです。 |qid| bjb| hsq| vsr| lfs| afe| eem| dar| zmo| opi| mxx| arr| snf| cxk| znc| cyh| ctr| iry| rdb| zwn| srm| blk| oqw| bkc| owa| znk| vtr| xzk| jlf| hxr| ocb| sqx| dsw| gbt| mot| lwx| toi| zyy| lxx| brm| umo| tji| ueb| yon| ebb| gny| eol| xkc| oke| kky|