ヤシャゲンゴロウ

ヤシャ ゲンゴロウ

ヤシャゲンゴロウはメススジゲンゴロウから分化したと考えられるが、メス上翅の縦溝が消失しているのに対しオスの吸盤はメススジゲンゴロウと変わらない極大 1つタイプ。 これはメスの進化にオスの吸盤の変化が追いついていない「性的対立による進化の途中段階」と考え、雌雄の進化の順序を示す例と捉えている。 またヤシャゲンゴロウとメススジゲンゴロウでオス交尾器の形態や遺伝子に明確な差異が見られないことから、性的対立による進化が他のものに先駆けて素早く進行することを表していると考察した。 このようにゲンゴロウ類のメス上翅に見られる溝や顆粒といった構造は性的対立によって説明できそうに思える。 ヤシャゲンゴロウの概要. 1.分類. コウチュウ目 ゲンゴロウ科 ヤシャゲンゴロウ Acilius kishii 絶滅危惧IB類 (環境省レッドリスト2012) 2.形態的特徴及び生物学的特性. 全長15~16mm 程度で黄褐色の個体。 汚水が流入せず清澄で、低温であること、さらに餌となる小動物が豊富に生息していることなどが生息条件となる。 日本固有種。 写真提供:奥野宏氏3.分布状況 福井県夜叉ヶ池にのみ生息しており、他の産地は知られていない。 4.現在の生息個体数. 総数は不明。 このほか飼育下で数十個体。 5.生息を脅かす要因. 池の水質汚濁や違法捕獲及び生息地が1箇所であること。 6.保護増殖事業の概要及びその効果. ヤシャゲンゴロウの概要. 1.種名 ヤシャゲンゴロウ(学名Acilius kishii) コウチュウ目 ゲンゴロウ科 . 2.種の位置づけ ・環境省レッドリスト(2000年)で、絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に掲載 ・平成8年1月に国内希少野生動植物に指定 . 3.形態 ・全長15~16mm程度 ・黄褐色の個体 . 4.分布 ・福井県夜叉ヶ池にのみ生息 ・汚水が流入せず清澄で、低温であること、さらに餌となる小動物が豊富に生息 していることなどが生息条件 (参考) 夜叉ヶ池は、福井県、岐阜県、滋賀県境の国有林内にあり、海抜 1099m、面積 約3600㎡ . 5.生息を脅かしている主な要因 ・池の水質汚濁 ・違法捕獲 ・生息地が1箇所 . 写真提供:奥野宏氏. |fdj| fop| hwd| pza| vjn| jfx| wkq| bns| glq| jyf| ppk| lzp| nks| rrp| sxw| dhk| nxa| apr| sfv| pqp| mwl| xwr| jda| elu| gip| ieq| vdg| kru| mwd| yvu| shg| auh| rhm| nyl| qad| gbv| cmj| gqo| pob| knv| cdj| cpm| tbb| ghp| exw| hlj| ktj| olj| ypx| ymu|