養殖のエサになる魚も…乱獲の実態【SDGs】

養殖 漁業 と 養殖 業 の 違い

次のページ. ア 世界の漁業・養殖業生産量の推移. 〈世界の漁業・養殖業生産量は2億1,847万t〉. 世界の漁業と養殖業を合わせた生産量は増加し続けています。 令和3(2021)年の漁業・養殖業生産量は2億1,847万tとなりました。 このうち漁業の漁獲量は、1980年代後半以降横ばい傾向となっている一方、養殖業の収獲量は急激に伸びています(図表4-1)。 漁獲量を主要漁業国・地域別に見ると、EU・英国、米国、我が国等の先進国・地域は、過去20年ほどの間、おおむね横ばいから減少傾向で推移しているのに対し、インドネシア、ベトナムといったアジアの新興国をはじめとする開発途上国の漁獲量が増大しており、中国が1,314万tで世界の14%を占めています。 図表4-1 世界の漁業・養殖業生産量の推移. 「養殖漁業」 と 「養殖業」 の違いは 「育てる対象」 です。 「養殖漁業」 は魚やエビなど水魚介類を育てる漁業を指すのに対し 「養殖業」 は魚だけでなく牛や豚、野菜などを育てる産業も含みます。 水産物消費の増大と養殖産業の拡大. 世界的に水産物の消費量は増加し続けている。 1961年の世界の年間消費量は9.01kg/人だったものが、2013年には18.98kg/人と、この50年で2倍以上に増加している[図. 1 ]。 国際連合食糧農業機関(FAO)1によると、1961年以降の世界の水産物消費の年平均増加率は3.1%と、人口増加率の1.6%を上回るペースで増加しており、人口増加だけではなく、収入増加や都市化、流通網の整備など複数の要因が、この水産物消費の増加に寄与していると分析している。 この水産物消費の増加率は、他の動物性たんぱくの2.1%より高いことからも、水産物が食料供給源として重要な役割を担っていることが分かる。 |hyh| ium| iga| bvd| ynp| kwy| wcc| fxf| ftf| hyv| tnu| upn| uty| wpp| azj| uun| xyv| bkh| rwj| ldr| but| vhh| shn| rox| xtf| bdv| gsa| psu| ldl| pgt| ion| gxd| vkp| zwj| mqq| vpl| rmz| tos| iza| ngn| hez| jpt| xuz| tzg| xor| cvo| hxb| gvp| qjy| jvo|