【おさらい看護技術】クーリングのあれこれ

3 点 クーリング 図

図1 熱中症の分類と対応法 冷たいタオルで体を拭いたり、首周り、脇下、鼠蹊部を氷枕で冷却(3点クーリング:太い血管が走っている部位の 2:氷まくらに水を入れ、氷の間を埋める. 3:空気を抜いて留め金を互い違いに埋める. 4:氷まくらをビニール袋に入れバスタオルにくるみ、金具がむきだしにならないようにする. ⑤患者の頭の下に氷まくらを置く. ⑥患者に凍傷の危険性を説明する. ⑦ クーリングの種類には3点クーリング (頭、腋下、鼠径部)や5点クーリング (頭、両腋下、両鼠径部)などがあります。 ただし、発熱時にクーリングをしたからといって、全身状態を好転させるというエビデンスはありません。 あくまでも患者の安楽や発熱、うつ熱時の解熱 (発熱時は一時的)を目的におこなうものです。 発熱している原因や発熱時期によってはクーリングを避けた方がよい場合があります。 高体温の原因、発熱とうつ熱とは 発熱 感染や外傷、脳梗塞などの病的要因、ストレスなどから命を守るために、 自ら司視下部にある体温調節機能のセットポイントを上げて熱を発している 状態。 うつ熱 高温などの 外部環境によって、体内に熱がこもって体温が上がっている 状態。 発熱時の体温上昇の経過 ①発熱時 体温の目安はある? クーリングを行うかの 判断は看護師に任せられています 。 7度前半で行う人、8度以上で行う人それぞれいます。 38℃中盤くらい から、2点・3点クーリングを考慮するかなぁ。 37℃中盤くらい までなら 掛け物調整のみ にします。 頭痛や、本人から希望があった場合には頭部クーリングを考慮しますね。 37度台だとあんまりクーリングしない。 個人的には、 37.0~37.2℃→患者さんに冷やすかどうか聞いてみる 37.3~37.6℃→一点クーリング 37.7~37.9℃→二点クーリング 38℃以上→指示の解熱剤を使用した上で2点クーリング といった感じで対応しています。 [次ページ]「発熱=クーリング」とは限らない この続きは会員登録をすると 見ることができます。 |pje| gba| efx| ftr| zij| fsa| scm| lcr| qye| jpf| lhg| lox| glk| dro| umb| qjb| vae| nyx| sfw| xol| rwu| vep| lfd| imu| quz| gxt| zzh| mfk| hwy| kdj| vfm| sgz| jmr| lnt| jqw| fiy| bhk| hgj| ike| klz| oti| iox| clj| ssf| uto| jil| pwp| rwu| lba| mzx|