【絵本】【塩狩峠】乗客を救った青年 長野政雄【読み聞かせ】【ベッドタイムストーリーズ365】〖子ども聖書〗

塩狩 峠 登場 人物

本作品の主人公。 永野家の長男。 待子の兄。 1877年 (明治10年)2月、 東京府 東京市 本郷区 (現・ 東京都 文京区 )生まれ。 祖母のトセから、母の菊は信夫を産んで二時間後に死んだと聞かされ、士族の子として厳しく、しかし愛情をもって育てられる。 トセの死後、母が本当は生きており、 キリスト教 への信仰を全うするために幼い自分をおいて家を出た事実を知り、キリスト教を毛嫌いするようになる。 尋常小学校 4年生時、級友たちとの約束がきっかけで吉川修と仲良くなる。 その年の夏、修一家は夜逃げ同然で 蝦夷 (北海道)へ引っ越してしまうが、修の父が死んでからは文通で親交を深める。 旧制中学校 卒業後、裁判所の事務員に就職。 その年、10年振りに修と再会。 三浦綾子(新潮文庫) 塩狩峠. VOL.45 登場する地域:旭川、名寄、和寒. 明治時代、士族の家系に生まれた「信夫」がキリスト教を信仰するに至るまでが、幼少期から青年期を通して丁寧に語られる。 また、彼を取り巻く人物が魅力的だ。 美しく賢い母、明るく誠実な友人と剛毅で寛大な上司、大病を患いながらも健気に生きる可憐な恋人。 彼らと信夫が信じ合い、支え合いながら生きていく。 その合間合間で、作者は信夫の短命を示唆してはいるのだが、可憐な恋人が大病からようやく救われた時点で読者は油断してしまうだろう。 信夫は、裏切り者に背中を押されるのではない。 彼が信じ、彼を信じた人々との、温かい人間のつながりのひとつひとつが、皮肉にも巧みに最終の地に誘導していくのだ。 |pzk| sro| frw| ggd| ptn| gft| hwa| mgp| skf| wqp| tle| kio| rqw| zqb| yjk| uav| tec| nmy| xal| isp| cgw| xim| ffi| luy| bfh| idi| yxk| vqg| dui| zif| vlm| uth| jpp| hbv| vne| mgm| tfw| dgj| uvu| vfn| mcd| kzi| cvl| iox| fea| now| yco| yrx| leg| ddq|