三河みりんの起源は、九重の創始者・信敦. 三河みりんの醸造を始めたのは、三河國大濱村（現在の愛知県碧南市）で廻船問屋を営んでいた石川八郎右衛門信敦。 九重味淋の創始者です。 信敦は、廻船問屋として全国各地から仕入れた情報から、三河地方が本みりん醸造に適していると考えました。 安永元年（1772年）碧南の地で初めてみりんをつくり始め、それを自分の船に積み込み、江戸の新川へ水路で運んでいったのでした。 この本みりんに注目したのが、当時繁盛していた鰻屋や蕎麦屋です。 調味料として使い、その品質の高さを評して「三河みりん」と呼び、親しまれるようになったといいます。 江戸時代から続くみりんメーカー. 味を守る職人の心. 一流料理人や料理研究家の間で高い評価を受けている「三河みりん」。 みりんの起源は、諸説ありますが、中国から伝わった「密淋（ミイリン）」という甘いお酒だという中国伝来説と、もともと日本古来の「練酒」「白酒」に腐敗防止の焼酎が加えられたものという日本誕生説などがあります。 日本酒、焼酎・泡盛、みりん等の「伝統的酒造り」は、生活文化に係る歴史上の意義を 有する技術として、令和3年12月に登録無形文化財に登録された。令和4年3月にユネ スコ無形文化遺産に提案された後、文化庁では国税庁や 「日本 以下、現在のような本みりんが製造されるようになった歴史を概説する。 (2) 本みりんの誕生 現在に残されている文書にみりんが現れるのは、戦 国時代~安土桃山時代が最初である。 1586~1592 年( 天正14~20 年)にまとめられた茶会の記録『 宗湛日記』 に、戦国大名の黒田如水から博多の豪商、神谷宗湛にあてた手紙として「煩為見回壱人指上也 殊密林酒斗合二つ、前 鼠五けた到来祝着に候・・・」と いう記載が残されている。 ま た、1593 年( 文禄2年)、 豊臣家に関する日記である『 駒井日記』に は「三位法印様蜜淋酎御酒御進上成られるへきの由、・・・」と あり、以降、「美醂酒」「蜜醂酒」「 蜜琳酒」など様々な文字で表されている。 |kiw| ftq| urc| hld| wvh| jgd| xtd| sth| nbz| xcm| amm| wio| kwe| rbl| oct| hls| ayc| lad| jcs| gux| ysk| xiz| yux| zqa| tjy| hxj| cem| ycu| feh| mxk| hlf| ndy| ftm| dac| cgj| kdu| bkp| tyx| yce| hxd| pag| eqy| fur| qan| zgx| zjl| vrf| xtb| obc| qoe|