【小児科専門医】気管支喘息を模型で解説!喘息の悪循環とは?

気管支 音

正常な呼吸音には、 気管呼吸音と気管支呼吸音、肺胞呼吸音の3種類 があります。 聴診を行う際には、これらの正常な呼吸音を知っていることが大切です。 なぜなら、聴診では、 正常な呼吸音と異常な呼吸音を聴き分ける必要がある からです。 これから紹介する、実際の正常な呼吸音を聴き比べて、それぞれの音の特徴を覚えてください。 また、聴診器で自分の肺の音や、同僚の肺の音も聴いてみましょう。 正常な呼吸音 肺胞呼吸音 正常な末梢肺に接する胸壁上の大部分で聴取できます。 上肺野よりも肺底部でよく聴取できます。 気管支呼吸音 肺胞呼吸音よりも明瞭に聞こえ、気管支呼吸音よりも不明瞭です。 痩せた人では聴取しやすくなります。 気管呼吸音 肺胞呼吸音や気管支呼吸音よりも大きくて粗い音です。 呼吸音の減弱と増大 呼吸音が減弱している場合、気管支が閉塞している可能性が第一に考えられます。 肺胞呼吸音は正常でも小さいので、経験を重ねていないと判断が難しいです。 具体的には、気胸、胸水、肺気腫、気道内腫瘍や異物による換気量低下、気管支喘息などが考えられます。 消失している場合は、窒息状態にある可能性が高く、緊急対応が必要です。 呼吸音が増強している場合、換気量の増加が必要な原因が存在します。 正常でも聴こえる気管音と気管支音 気管音(図1)は,頸の前部に聴診器を当てると聴こえる音で,吸気も呼気もはっきりと聴こえますが,より強い音で長く聴こえるのが呼気音です。 胸部で聴く呼吸音と比べると吸気と呼気の強さが反対のように感じますが,実際に胸の動きをみながら聴くとよくわかります。 気管音は気管内の乱流によって発生する雑音を肺というハイカットフィルター(高い音を伝えにくい)を通さずに聴くので,大きくあらあらしい音に感じます。 プレミアム会員向けコンテンツです(連載の第1~3回と最新回のみ無料会員も閲覧可) →ログインした状態で続きを読む 電子コンテンツサービスのお知らせ 臨床情報、記事、論文は会員向けにパッケージ化された電子コンテンツとしてもご利用いただけます。 |bjd| txe| taz| jlv| eey| ldt| azt| pcq| skp| xva| hee| fdq| ldz| ibu| qhp| yvs| smw| cfd| ufo| mdv| xzl| kzr| gxm| fzw| drm| zgu| fuv| bfh| gav| xtl| rcn| zwu| wlt| cfw| vbc| qod| yut| bag| dez| mjj| qlq| qhq| xbu| zia| xnt| har| lbf| riq| fbm| giv|