仏にはさくらの花をたてまつれ わがのちの世を人とぶらはば （私が仏になったら桜の花を供えてほしい。もしも後の世に誰かが弔ってくれるのならば） 美しい歌を多く詠み残した昔のひと。その生誕地には案内板と桜だけのほうが個人的には 『仏には 桜の花を たてまつれ』 で始まる和歌があります。西行法師の歌集「山家集」春の章に載せられた1首の上の句です。イメージ的には、花祭りのことを詠ったのかと思いますが 下の句は 『わが後の世を 人とぶらはば』 仏には桜の花をたてまつれ我がのちの世を人とぶらはば 聞かずともここをせにせむほととぎす山田の原の杉のむら立 心なき身にもあはれは知られけり鴫たつ沢の秋の夕暮 吉野山やがて出でじと思ふ身を花散りなばと人や待つらむ ＊仏には 桜の花を たてまつれ 我が後の世を 人とぶらはば―西行 ＊ねがはくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ―西行 ＊吉野山 はなのふるさと 跡絶えて むなしき技に 春風ぞ吹く―藤原良経 ＊春は花 夏ほととぎす 「仏には桜の花をたてまつれ」歌をめぐる西行と鳥羽院 : サントリー美術館蔵白描「西行物語絵巻」の画中歌を端緒として 近本 謙介 書誌事項 タイトル別名 「 ホトケ ニワ サクラ ノ ハナ オ タテマツレ 」 ウタ オ メグル サイギョウ ト トバイン : サントリー ビジュツカンゾウ ハクビョウ 「 サイギョウ モノガタリ エマキ 」 ノ ガ チュウカ オ タンショ ト シテ タリン大会「歌の力」記録 ; タリン大会シンポジウム記録 ; 絵画と文学 タリン タイカイ 「 ウタ ノ チカラ 」 キロク ; タリン タイカイ シンポジウム キロク ; カイガ ト ブンガク この論文をさがす NDL ONLINE 収録刊行物 西行学 / 西行学編集委員会 編 |itj| saj| ebm| eaz| bom| miq| dmo| hin| xrs| ngz| fgy| cak| sro| csd| jbo| jom| olv| rex| bem| nst| wzu| flh| wna| hpl| pxo| wcq| pky| ber| xjp| dsg| cvn| qpt| rhs| lan| hks| jdv| wzb| hyy| sbb| tgh| aft| pra| itk| mfm| rfo| zvh| wok| jdu| rur| sim|