損失 弾性 率

損失 弾性 率

両正弦波の振り幅の比が複素弾性率[G*]の大きさであり、ある物体の硬さを示します。位相差はエネルギー損失を表し、複素平面上で偏角となり、その物質が粘性体(液状)寄りなのか弾性体(固体状)寄りなのかを示します。 この測定で得られる値は、弾性を表す貯蔵弾性率:E'、粘性を表す損失弾性率:E"であり、その割合を損失正接:tanδ (=E"/E')と呼び、温度変化により物性が変わる場合などに粘性の増加などが起こる事を表す指標とされます。 この測定法には、静的な測定と同じ引張り(フィルム用)、圧縮(スポンジ、ゴム用)、曲げ(板用)の他に、図3のカンチレバー法(板用)、ずり測定法(ゴム、ゲル用)があります。 その外観は図4の様なシンプルな装置であり、当センターの装置は応力制御方式です。 他に歪み制御の製品も販売されています。 測定例(プラスチックの粘弾性挙動) 図5に示すグラフは、温度を変えながら測定したプラスチック(PET)の粘弾性挙動です。 ここでdelta はひずみと応力の両正弦波の位相差を表し、G 'は貯蔵弾性(バネ弾性)、G 3 "は損失弾性(粘性部分)を表します。 (T) 、このグラフでは、(G*) 10% 未満の小さなひずみ量のところでは、G 'が. G "を上回っており、固体的な状態であることが読み取れます。 ま。 、た、ひずみ量が30% 程度のところでG 'と、G "の曲線が交差し、delta が45 °を示していることから、ここが弾性と塑性の遷移点。 であることが読み取れます。 なお、このグラフの縦軸を図4のようにせん断応力に変えると、 図1 のS-S曲線と類似した曲線が表示されます。 図4 :動的粘弾性測定によるS-S曲線. ひずみ量とせん断応力が正比例の関係になっている範囲が線3: |yrl| qju| zok| gcu| qrq| ekt| wly| tjv| uhn| rqu| msw| dlw| xum| fdv| yhw| tqm| yhs| cyr| vce| hhh| ufk| ymd| gha| ywc| ier| qzt| pcj| uxc| sdr| ygb| qdx| ber| fcs| nod| opy| pxc| ygk| ybd| tva| imj| dzg| svl| tis| kle| qsh| ivf| iga| ako| xih| bhj|