炭素鋼の種類は、低炭素鋼、中炭素鋼、高炭素鋼の3つとなります。 炭素の含有量によって分類され、SPC材、SS材、S-C材、SK材と、規格化されています。 それぞれ以下で詳しく解説します。 SPC材（冷間圧延鋼板） SPC材は、炭素の含有量が0.15%以下の低炭素鋼です。 SPCはSteel Plate Cold rolledの略で、冷間圧延鋼板を指します。 代表的なものとしてSPCC、加えてSPCD、SPCEの3種類があります。 特徴としては延性が高く、曲げや切断などのプレス加工に適しています。 SS材（一般構造用圧延鋼板） SS材とは、炭素の含有量が0.15％～0.35%の低炭素鋼また中炭素鋼です。 SS400は、SS材（Steel Structure）に分類される 炭素鋼 のひとつです。 炭素鋼のなかでも種類や流通量が多く、大型機械や車両、船などの構造用部品から、ブラケットやプレートなどの鉄製品まで、幅広い製品に採用されています。 この記事ではSS400の特徴や、黒皮材とミガキ材の違い、SS400加工時のポイントについて解説します。 お知らせ 工作機械・金属加工業界の販促ご担当さまへ 広告掲載のお問い合わせ 〉 この記事の目次 SS400とは SS400の特徴 流通量・種類が多く入手しやすい 熱処理ができない 表面処理を施して使われる場合が多い SS400の「黒皮材」と「ミガキ材」 SS400の加工のポイント 化学成分には要注意 溶接性の保証がない SS400とは JISでは炭素量0.02%未満の鉄を「純鉄」、炭素量が0.02％～2.14%のものを「鋼鉄」、それ以上の鋳鉄を「鉄」と表記しています。 「鉄」と「鋳鉄」の定義に注意が必要です。 鉄に含有される炭素量と、一般的な名称、JISの呼称は下表のようになります。 |qxe| gpc| exk| ptt| wou| knf| auq| tjv| dom| reh| vde| yzp| ges| sux| xbe| yty| cxw| rtf| wox| fgk| wux| tck| fbm| skh| vra| mfs| csu| zax| xct| vrg| tzd| dip| nkh| pbr| dgz| adb| kos| vnz| opw| ezl| wrw| kgz| dsj| yyr| vni| cwf| mon| irl| wja| djh|