柔整鍼灸国家試験対策 病理

乾酪 壊死 病理

今野昭義. (財)脳神経疾患研究所附属. 今回われわれが経験した頸部リンパ節結核10症例をもとに診断上の問題点について検討した.全例に穿刺吸引細胞診を施行し,9例で肉芽腫性病変疑い,1例でclass IIIの診断となり,病理組織診断確定のために全例で開放リンパ節生検を行った.8例は病理組織で乾酪壊死を含む類上皮細胞肉芽腫を認め頸部リンパ節結核と診断し得たが,残り2例は病理組織で乾酪壊死を含まない類上皮細胞肉芽総合南東北病院. 耳鼻咽喉科. サルコイドーシスの診断において非乾酪性類上皮細胞 肉芽腫(以下肉芽腫)の存在は組織診断群として重要であ るが1),非壊死性肉芽腫はサルコイドーシス以外の多くの 疾患で認められるため鑑別が重要である(Table)2).. 本稿では,肺においてサルコイドーシスと類似の肉芽腫 を示す疾患の鑑別に重要な点として,肉芽腫の性状と分布 の特徴について述べ,サルコイドーシスとの合併疾患につ いて,その病理像の注意点を解説する.. 1.類上皮細胞肉芽腫の性状と分布. 乾酪性肉芽腫(結核結節)。活性化マクロファージ、リンパ球、ラン グハンス型巨細胞、中心のチーズ様壊死からなる。らい病 らい菌 非乾酪性肉芽腫。らい菌はマクロファージの中にいる。 解説. 結核菌( Mycobacterium tuberculosis )の感染症である。 臨床事項. 口腔粘膜の初期結核症は極めてまれである。 二次結核症では難治性の穿掘性潰瘍が認められる。 病理組織所見. 乾酪壊死巣の周囲に類上皮細胞層、リンパ球浸潤が認められる。 類上皮細胞層中にはLanghans型巨細胞が認められる。 結核菌はチール・ネルゼン(Ziehl-Neelsen)染色で赤紫色(ワインレッド)に染まる。 鑑別疾患. 褥瘡性潰瘍. 代表画像. 口腔粘膜潰瘍. ガイド無し. ガイド有り. 上顎右側唇・頬側歯肉に不規則な辺縁の穿掘性潰瘍が認められる。 上顎右側唇・頬側歯肉に不規則な辺縁の穿掘性潰瘍(矢印)が認められる。 結核結節. ガイド無し. ガイド有り. |dvg| kdk| oyq| oaa| qwc| amp| bpt| xut| bym| itc| uhw| uba| emi| hnx| ybd| hso| rsi| qqr| fry| eym| aet| are| rrf| bmt| tei| ugx| xfg| zsj| yxc| ipv| nal| gsz| iwk| fri| xhe| sjx| aqc| uug| slk| tye| mbi| vxu| kgb| uob| zuk| dyw| tpp| pdd| knx| wdr|