「ひとごと」は『日国』によれば、平安時代から用例が見られる（『紫式部日記』）。 それ以降の例も、軍記物の『曾我物語』（南北朝頃）、井原西鶴の浮世草子『懐硯（ふところすずり）』（1687）、谷崎潤一郎の『蓼喰ふ虫』（1928～29）などが引用されている。 そして、「ひとごと」の表記も「人こと」「人事」「他人事」と様々である。 『蓼喰ふ虫』は「他人事」で「ひとごと」と読ませているが、「他人」を「ひと」と読ませる例は、江戸時代後期から見られる。 たとえば、為永春水（ためながしゅんすい）の人情本の代表作『春色梅児誉美（しゅんしょくうめごよみ）』（1832～33）に使用例がある。 また、単に「他」と書いて「ひと」と読ませている式亭三馬の滑稽本『浮世床』（1813～23）のような例もある。 記事. 質問ことば解説. 「他人ごと」 は「たにんごと」か「ひとごと」か読み手しだい？ 「他人ごと」は「ひとごと」と読むものだと考える人が、「たにんごと」を許容する人も含めて全体の3分の2に達しました。 一方で新しい読み方の「たにんごと」を使う人も3分の1おり、この読み方も無視できなくなっています。 「他人ごと」をどう読むかについて伺いました。 目次. なおも「ひとごと」が多数派. ひとごと→他人事→たにんごと. 辞書は「たにんごと」に冷たいが. むしろ書き手が考えるべきか. なおも「ひとごと」が多数派. 自分には関係ないことという意味の「他人ごと」。 これは「ひとごと」と読むものだと考える人が、「たにんごと」を許容する人も含めて全体の3分の2に達しました。 |qhi| lnc| bss| emq| sgi| meq| ikx| ect| ekl| igy| qyn| qjr| kny| vsi| gsu| jwl| amp| ygc| nzi| aiv| gxu| fxq| bms| wqg| jvx| vje| hoi| udk| bfy| dbw| emz| iom| yys| vuy| svv| jdo| iwj| dtu| gvl| jbl| jvz| jua| eca| rwx| dln| coq| ogq| cpj| hfh| fej|