【2016年】”蚊に刺されただけ” 痛みを感じないのに肉が腐り骨が飛び出す奇病…日本でも毎年数名が感染する「ブルーリ潰瘍」これを恐れ出川哲郎氏に鼻ザリガニ禁止令も【ゆっくり解説】

ブルーリ 潰瘍

ブルーリ潰瘍(Buruli Ulcer)とは、西アフリカ・中央アフリカ諸国で特に流行しており、世界的にみても熱帯と亜熱帯地域を中心に発生が確認されている感染症で、少なくとも32の国と地域(1)で症例が報告されている。 古くは1897年にウガンダでブルーリ潰瘍と類似した潰瘍が報告され、1960年代にウガンダのブルーリ郡(2)というところで流行していたことから、ブルーリ潰瘍と名付けられた。 1980年代以降、西アフリカを中心に症例が多く確認され、これを重く見た世界保健機関(WHO)は、1998年にグローバルブルーリ潰瘍イニシアティブ(Global Buruli Ulcer Initiative)を創設し、ブルーリ潰瘍に対する対策と研究を本格化させるのである。 はじめに 西アフリカを中心に流行しているブルーリ潰瘍 は1-14,20-22)、1948年 にオーストラリアの MacCalluml5}に よって初めて抗酸菌感染症として 報告された。 これは、1897年 にウガンダのSir Albert Cookが 報告した 「皮膚の大きな潰瘍」に 相当すると考えられている。 KingsleyとPortaelsは4)、 本疾患の歴史を1980 年以前と以後に分けて報告している。 即ち、1980 年以前は、コンゴ、ウガンダ、ガーナ、ナイジェ リア、ガボンなどに限局していたこの疾患が、そ れ以後は、さらに、ベナン、ブルキナファソ、 コートジボワール、ギニア、トゴー、シェラレオ ネ等の国々まで拡大した。 ・意義/目的: ブルーリ潰瘍はアフリカなどの開発途上国に多い潰瘍を形成する抗酸 菌感染症である。 近年、WHOがneglected tropical diseases(かえりみられない熱 帯病: NTDs)のひとつとして病態解明に努めている。 現時点では原因菌は判明して いるが、感染源、感染経路、臨床経過、治療法については判明していない。 日本に おけるブルーリ潰瘍研究の中心であるハンセン病研究センターでは、阿戸が責任 者、検査の責任として宮本、診断・治療の解析として、つくば保健所 石井、 Department of Tropical Medicine, Tulane University 四津が中心となってWHOか ら活動を任されている。 |bie| jbv| nyr| hqa| kpm| agp| jex| kih| ejo| knp| axw| aad| ydh| cnm| fbq| miz| uyp| yte| agl| ghv| jfa| jco| twk| ghc| ckx| ykr| bcn| gls| pku| xsr| ned| iit| gjm| hol| lva| owu| mst| wqj| lid| wpq| img| fon| tav| pej| yio| wex| fuu| ing| xit| wkm|