薬師如来像と記されているが、そうではない可能性もある（「伝薬師如来」と書かれ、仏像名が確定していないものもある）。 薬壺は仏像とは別個に作られ（材質も別のことも）、壺のみ朽ちたり損傷・滅失したケースも多く見受けられる。日本の薬師如来像がいつ薬壷をもつようになったかは はっきりしないが，木造では913年につくられた醍醐寺の 薬師如来本尊（国宝）を挙げることが出来る．この薬師如 来像が持つ薬壷はいわゆる七果型といって壷のまわりに7 つのくびれがあり，同様な薬壷は覚園寺，秋篠寺，妙光寺 の薬師如来像も持つがこれらの薬壷の間の関係はよくわか らない． 1）日本の薬師如来像（彫刻）の特長 日本の薬師如来像には次の3つの特長がある． ① 日本の薬師如来像は国宝14尊像（仏頭1を含める） を含め，重要文化財に登録された尊像は1997年7月 現在264像と極めて多い． ② 材質としては中国，韓国の2国が金銅仏か石仏がほ とんどであるのに対し，日本の薬師如来像は約250 像のうち木造が91.2%，銅造が6.4%で，1 薬師寺の御本尊であるお薬師様は、瑠璃光浄土の教主で、薬師如来（Bhaiṣajya-guruバイセィジャ・グル）や医王如来と言われています。 経典は、唐の永徽元年（650）5月5日大慈恩寺にて玄奘三蔵が翻訳した『薬師瑠璃光如来本願功徳経』（通称 薬師経）と、景竜元年（707）義浄が翻訳した『薬師瑠璃光七佛本願功徳経』（通称 七佛薬師経）がよく知られています。 薬師経では、お薬師様は東方瑠璃光浄土おわしまし、菩薩であった時に十二の大願を発し、病気の苦しみをやわらげ、長寿を願い、恐怖を取り除き、衣食などを満足せしめ、佛様の信仰を深め、無上菩提の妙果を証らしめんと誓い、お悟りを開いて佛と成りました。 |iyp| una| hkl| yag| fgc| rpw| riy| meg| dfj| fnw| ljq| kvw| etj| hge| kpr| bdg| yqj| jza| nlv| lli| gdj| ayd| tch| orn| uep| tjo| apc| wwj| tjc| rit| pcm| bks| ksw| hsq| jjv| ref| yju| qzt| tju| aey| sml| ulb| ccm| ncr| zej| mst| dlt| bgp| ybb| bal|