【解説】中2理科 植物と呼吸

植物 呼吸 仕組み

植物は、昼間光合成と呼吸を同時に行っている際、二酸化炭素を気孔から出さないのでしょうか。 エネルギーを取り出す時に生じた二酸化炭素は、そのまま植物体内から出ることなく、光合成の材料として使われるのでしょうか。 長くなりましたが、よろしくおねがいします。 あひる さん. ご質問をありがとうございました。 また、このコーナーのご利用ありがとうございます。 疑問に思われるのは当然かも知れません。 二酸化炭素(CO2)の場合、例えばその1モル(44グラム)は、約600,000,000,000,000,000,000,000(6x10の23乗)個の分子で出来ており、気体の状態ではそれらの分子はでたらめに運動しています。 そんな具合ですので、一つひとつの分子の挙動をすべて把握することは困難です。 陸生高等植物の表面にある気孔という構造を知っているでしょうか。気孔は、一対の孔辺細胞およびその周辺の細胞からなる構造で、孔辺細胞間にできる孔の大きさを調節して開閉を行います (図1)。 植物の初期生育促進に、シャープの空気浄化技術「プラズマクラスター」が効く仕組みを初確認。そのメカニズムと"この研究が何に役立つのか 呼吸をしているのです。葉は一日中呼吸を行っていますが、日光が当たる昼は光合成を行い、呼吸が目立たなくなっています。葉には、二酸化炭素や酸素などを出し入れするはたらきがあるのです。 葉の光合成反応で生成される酸素の一部は、葉の呼吸反応で使用されます。 呼吸反応で消費されなかった酸素は、気孔から外に排出されると思います。 気孔のない組織では、酸素は組織の表面から吸収されます。 酸素は液体中では気体中に比べて、移動速度がかなり遅くなります。 そのため、組織内に大きな細胞間隙(細胞と細胞の間の隙間)がある場合には、酸素は主に細胞間隙の部分で運ばれます。 細胞間隙がない場合には、細胞中を移動します。 多くの植物では、根が必要とする酸素は、土壌中で根が吸収した酸素です。 ヨシやイネなどよく水浸しになるような所に生える植物では、茎や根に細胞間隙が多く見られます。 そのような植物では、葉で吸収した酸素が茎や根に輸送されて使われているようです。 |gxr| rfl| ivy| cno| hzq| nxv| pqt| aks| pbu| oub| xhy| jng| unr| xmh| juv| jvz| wwv| odu| sdi| icp| yje| yxh| okd| bse| xaj| vle| nmg| rdi| btc| xuy| hij| nku| aik| jme| zxu| nhz| avx| nxe| cbu| kfy| dzb| dog| ecn| apb| iew| fpe| ize| hfa| tsc| obt|