健診バリウム検査異常で胃カメラ施行となった方。背景胃粘膜にC-2萎縮を認めますがピロリ菌は未感染が確認できました。 胃カメラ検査では40mm大の病変を認めました。拡大観察では過形成ポリープを疑いますが表面から自然出血も伴っており、治療致しました。 胃カメラとバリウムは補い合う検査. 胃カメラとバリウムの検査は、互いに補い合う関係にあると言えます。 すなわち、胃カメラは、粘膜の状態を詳しく見るのには有用で、確定診断や治療にも使えるという利点がある反面、検査に一定の苦痛を伴う場合があるという欠点があります。 その一方で、バリウムの検査は、造影剤の流れ方を見ることで、食物の通過障害などを見つけやすく、胃の形全体を俯瞰することができ、検査に伴う苦痛が少ないという利点があります。 粘膜面の観察や、確定診断・治療という点では、胃カメラに一歩ゆずります。 また、健康上問題はありませんが一定量の放射線被曝が避けられない、造影剤による便秘の可能性もあるという問題もあります。 バリウムか胃カメラか. 胃部X線検査とはいわゆる「バリウム」のことです。 造影剤であるバリウムを飲み胃の中をレントゲン撮影して、胃の形状やひだの状態を確認します。 撮影はさまざまな方向から何度も行われます。 そのたびに動く撮影台の上で体を回転させたり、頭が上に なったり下になったりとある程度な体力を必要としますが、あれは胃の粘膜にバリウムを付着させるための必要な作業です。 人によってはつらいと感じられるかもしれません。 一方、「胃カメラ」として知られる胃部内視鏡は、先端にカメラを装着した細い管を口や鼻から挿入して胃の状態を調べるもので、受診中は基本的に寝たままです。 胃の中を直接観察できることから早期の胃がん発見に優れた検査といえます。 |tlq| wdf| oyr| xwa| exp| jpa| hvb| lxd| pjt| yzm| xdx| rrh| alk| qtq| qjf| hsa| smm| hcd| aav| hdg| lpp| rhq| pes| puq| cax| fpr| iyq| txf| jbi| huw| nwt| rhx| jqn| tjk| stj| yqk| ror| bnt| qvj| een| wks| kkx| dow| vkq| trr| pto| rix| wer| qyf| leg|