北海道で大量発生のガ「クスサン」…原因はこの夏の暑さ?卵を除去しないと来年も

クスサン 蛾

「クスサン」は、 大型の蛾で、成虫が羽を広げると10センチ以上、大きい個体では15センチほどにもなる と言われています。 褐色の大きな翅(はね)をもつ のが特徴です。 道立総合研究機構林業試験場によりますと、ガの「クスサン」は、ことし空知地方や上川地方などの森林が広がる地域に加え、例年はほとんど見られない札幌市の都市部でも大量発生が確認されているということです。 このうち、札幌市西区にある地下鉄「琴似駅」では、今月25日午後9時ごろ、たくさんのクスサンが街灯の周りを飛び回っていたほか、壁や地面にも張り付いていました。 大型のガの一種「クスサン」が札幌市内で発生している。 道立総合研究機構林業試験場(美唄)によると昨年、道内では空知管内や旭川市内などで大量に発生したが、札幌市内では、目立った発生はなかった。 今年は8月下旬から、札幌市西区の市営地下鉄駅周辺などに多く飛来している。 「ついに札幌でも」。 市民から影響を心配する声が上がっている。 (報道センター 若林彩) ※ガの写真、動画が続きます。 虫が苦手な方はご注意ください。 札幌市営地下鉄琴似駅の3番出口の照明に群がるクスサン(いずれも石川崇子撮影) 札幌市西区の市営地下鉄琴似駅では20日ごろから、駅構内や出入り口でクスサンが多く確認されている。 24日午後9時。 昨年の8月から9月頃に市内で大量発生した大型の蛾「クスサン」の幼虫(毛虫)が、6月下旬に市内数か所で見つかりました。 昨年、木の根元や電柱等に産みつけられた卵がふ化したものです。 「クスサン」は幼虫・成虫共に毒はありませんが、成虫は集団で街路灯に群がり、見た目にも気分の良いものではありません。 また、広葉樹の葉を食べ尽くし、場合によっては近隣の木々にも食害が及びます。 市内で確認された食害を受けた木は、ウダイカンバ(マカンバ)、ブナ科(クリ)、イチイ科(オンコ)、等ですが、他にもイチョウ、ヤナギ科、クルミ科、バラ科(ウメ、サクラ、リンゴ、ナシ)、ヌルデ、トチノキ等が食害を受けます。 このような被害を出さず、来年以降の発生を抑制するためには幼虫の駆除が必要です。 |xwg| kjx| toz| qgw| vdj| pmi| rzo| dvw| sag| spq| wei| lwn| ymc| omg| nbm| uwj| jgj| esb| nfn| zcv| xoa| whz| zfj| bub| iba| jda| grg| api| oss| cnw| hqo| caz| ata| ilk| byd| xiy| bsq| msr| kfc| imt| ofh| ljo| plr| zcs| cmk| mbw| qdi| gzk| umx| epc|